ホンマタカシが難民をカメラでとらえる意味。「PLACE OF HOPE 難民のものがたり展」のトークイベントで当事者らと語る
6月20日の「世界難民の日」に合わせ、二子玉川 蔦屋家電イベントスペースで企画「PLACE OF HOPE 難民のものがたり展」が開催中。本企画の主催である国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのコラボレーションで、日本国内にいる難民の背景を持つふたりを撮影した写真家・ホンマタカシと、被写体となった当事者ふたりのトークイベントの様子をお届けする。
6月20日の「世界難民の日」に合わせ、二子玉川 蔦屋家電イベントスペースで企画「PLACE OF HOPE 難民のものがたり展」が開催中。本企画の主催である国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とのコラボレーションで、日本国内にいる難民の背景を持つふたりを撮影した写真家・ホンマタカシと、被写体となった当事者ふたりのトークイベントの様子をお届けする。
山口県にある日本ハワイ移民資料館が、原田裕規の作品《Shadowing》を収蔵した。同館にとって初の現代美術コレクションとなる。
兵庫県立美術館で開催中の「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイナー兼アニメーションディレクターとして知られる安彦良和の半生を振り返る展覧会「描く人、安彦良和」。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
昨年7月、パシフィコ横浜で初開催された国際水準のアートフェア「Tokyo Gendai」。同フェアは、日本のアートシーンやマーケットにどのような変化をもたらしたのか。また、今後はその成長にどのように貢献していくのか、共同創設者のひとりであるマグナス・レンフリューに話を聞いた。
第28回岡本太郎現代芸術賞への作品募集が、7月15日から9月15日まで行われる。
群馬・中之条町の旧廣盛酒造で、で、アーティストが立ち上げ運営する新たなアートフェア「Art Fair NAKANOJO 2024」が開幕した。会期は6月23日まで。
国立西洋美術館で開催中の「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」(~8月25日)。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。
東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催の「不和のアート:芸術と民主主義 vol. 2」が3日間の会期をスタートさせた。6月16日まで。
東京都渋谷公園通りギャラリーで飯川雄大、関口忠司、土谷紘加、原田郁、宮田篤、ユ・ソラが参加し「日常」について問いかける展覧会「⽇常アップデート」が開幕した。会期は9月1日まで。
第24回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第24回は、滋賀県立美術館で開催中の「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人─たとえば、『も』を何百回と書く。」(~6月23日)を取り上げる。本展からうかがえるアール・ブリュットの可能性と誤解、そして滋賀県立美術館がアール・ブリュットを収蔵方針に掲げる意義について、担当学芸員の山田創が語る。
直島にあるベネッセハウス ミュージアムで、30年ぶりの大幅な展示替えが行われ、新たに4作家を紹介する「シンガポール美術館協働企画 ベネッセ賞受賞アーティスト作品展示」が始まった。会期は2025年1月5日まで。
沖縄戦の戦没者の遺骨を40年以上にわたり収集している具志堅隆松を追ったドキュメンタリー映画『骨を掘る男』が、6月15日ポレポレ東中野ほかで全国順次公開。沖縄出身の監督・奥間勝也にインタビューした。
今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
第75回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第75回は、日本仮面歴史館 福々和神面の館長であり、仮面作家の木村賢史さんに迫る。
金沢市内のアートスペース11ヶ所を会場に、「Everything is a Museum」がスタートした。会期は6月21日まで。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所が、来年開催される「瀬戸内国際芸術祭2025」においてホンマタカシとコラボレーションし、難民一人ひとりの物語や旅路に焦点を当てた写真展を開催する。
美術家・ヤノベケンジによる企画展「ヤノベケンジ:太郎と猫と太陽と」が東京・青山の岡本太郎記念館で開催される。会期は7月12日〜11月10日。
東京・新宿のSOMPO美術館で、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの世界最大規模のコレクション、フィロス・コレクションからその作品を紹介する展覧会「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が開催される。会期は6月22日~9月23日。
東南アジアを中心とした歴史的言説や文化的アイデンティティを、主に映像インスタレーションで描き出すホー・ツーニェン。東京都現代美術館で開催中の個展「ホー・ツーニェン エージェントのA」展では、それぞれの展示室で上映される作品が、時間によって変化するような構成を展開。美術史家の池上裕子が、本展の構造を考察するとともに、作家の関心や問題意識について論じる。
国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催される。会期は10月5日~2025年2月11日。本展アンバサダー・音声ガイド・テーマソングは石田ゆり子が担当する。