「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」(東京国立博物館)開幕レポート。「生」をめぐる往還
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、根源的な生の光景を出現させてきたアーティスト・内藤礼。その個展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、上野の東京国立博物館で始まった。会期は9月23日まで。
「地上に存在することは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに、根源的な生の光景を出現させてきたアーティスト・内藤礼。その個展「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」が、上野の東京国立博物館で始まった。会期は9月23日まで。
7月7日に投開票される東京都知事選。56人というこれまでにない候補者が争う今回の都知事選を契機に、文化政策の専門家である同志社大学・太下義之が、小池都政の文化政策を検証する
「表現の現場調査団」が、表現の現場におけるハラスメントの実態やキャリアにおけるジェンダーギャップについて行った調査結果の第3弾を発表した。
戦没画学生慰霊美術館 無言館の共同館主に文筆家・内田也哉子が6月1日付で就任した。
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で、2022年度よりリニューアルした展覧会シリーズ「ICC アニュアル」の2024年展「とても近い遠さ」がスタートした。会期は11月10日まで。
今年で6回目を迎える「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」が、アジアの写真文化を発展させるプラットフォーム「T3(ティースリー)」として企画を拡大し、東京・八重洲、日本橋、京橋エリアで開催される。会期は10月5日〜27日。
江戸時代以降の木版画における幽霊の表現方法に注目した展覧会「超自然の上演:日本の版画における亡霊と舞台」が、米国・ワシントンDCのスミソニアン国立アジア美術館(NMAA)で10月6日まで開催されている。本展の様子を現地からレポートする。
2023年10月から続くイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻は世界中に大きな衝撃を与えるとともに、各国では大規模な抗議活動が行われている。日本国内では他国と比較して暴動やデモなどの抗議行動が起こりづらく、また参加が難しいとされているが、SNSで各地の状況を目の当たりにすることができる現代において、日本国内においてもこの連帯運動のなかで幅広い表現と参加のかたちが生まれているように感じられる。本稿では、そういった国内で発生した様々な表現や行動の一部を紹介するとともに、日本社会のなかで社会や政治に関わる表現の新たな動きについて江上賢一郎が考察する。(この記事は2024年5月20日時点に執筆されたものです)
第1回
日本全国にあるミュージアムが販売するオリジナルのミュージアムグッズ。編集部がとくに気になるものを館ごとにピックアップしてご紹介する。
今年元旦に発生した能登半島地震によって展示室の天井のガラス板天井が落下する被害を受けた金沢21世紀美術館が、震災後初めて展示室をオープン。展覧会「Lines(ラインズ)─意識を流れに合わせる」が開幕した。会期は10月14日まで。
「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」が東京・新宿のSOMPO美術館で開幕した。会期は9月23日まで。担当は同館上席学芸員の小林晶子。
静嘉堂文庫美術館で「超・日本刀入門 revive― 鎌倉時代の名刀に学ぶ」がスタートした。会期は8月25日まで。
今年元旦の能登半島地震で被災した金沢21世紀美術館が、震災後初めて展示室を再オープンさせた。
今週末までに開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
The Chain MuseumとTHE CITY BAKERYが、11月にオープンするTODA BUILDINGの1階にアートギャラリーとベーカリー&カフェを併設した「Gallery & Bakery Tokyo 8分」を出店する。
トリノ国立映画博物館(National Cinema Museum of Torino)に、ヴィデオゲームに特化した常設エリア「VIDEO GAME ZONE」が7月2日より登場する。博物館内でヴィデオゲームが常設設置されるのは世界初。
東京駅八重洲南口に面したビル1階で、リクルートホールディングスにより昨年オープンしたのがアートセンター「BUG」。同スペースで6月から開催される小林颯個展「ポリパロール」(6月26日〜7月21日)は、新しい「場」にふさわしい大胆なチャレンジに満ちた展示であり、個展を担う小林は公益財団法人江副記念リクルート財団の支援を受けたアーティストでもあるのだ。リクルートが長らく継続してきた若き才能への支援活動と、BUGに象徴される「場づくり」の取り組みとはどんなものか。その歴史と実態を、運営側とアーティスト双方の声から探る。
戸田建設株式会社が今年11月、東京・京橋に開業するTODA BUILDING。同ビルでアート事業「ART POWER KYOBASHI」を本格始動するにあたり、プレイベントを開催する。
前衛陶芸家集団・走泥社の活動を紹介する「走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」が、東京・虎ノ門の菊池寛実記念 智美術館で開催中だ。会期は前期が6月23日まで、後期が7月5日〜9月1日。
国立西洋美術館で、会話しながら作品を鑑賞できる「にぎやかサタデー」が8月3日に実施される。当日は常設展・企画展ともに無料観覧となる。