ザ・キャビンカンパニーの大規模個展が千葉市美術館で開催。活動15周年を記念

阿部健太朗と吉岡紗希によるザ・キャビンカンパニーの大規模個展「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」が千葉市美術館で開催される。会期は11月16日〜2025年1月13日

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 阿部健太朗(1989〜)と吉岡紗希(1988〜)によるザ・キャビンカンパニーの大規模個展「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展〈童堂賛歌〉」が千葉市美術館で開催される。会期は11月16日〜2025年1月13日。

 ザ・キャビンカンパニーは2009年に結成。大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど多彩な作品を生み出してきた。

 絵本については、これまで40冊以上を発表し高い評価を得てきたほか、2年にわたり絵を担当した「こどもの読書週間」ポスターは、子供にとっても親しみ深いものになっているといえる。

 いっぽうで、ザ・キャビンカンパニーの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場のダンス公演、Co. 山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021)を手がけるほか、NHK-Eテレ『おかあさんといっしょ』「しりたガエルのけけちゃま」のキャラクターデザインと美術制作を担当。また、歌手あいみょんの「傷と悪魔と恋をした!」ツアーパンフレットの表紙及び本文挿絵も制作している。

 本展はザ・キャビンカンパニーの結成15年を記念する大規模個展として、これまで制作した膨大な数の絵本原画をはじめ、立体造形、映像インスタレーションなどを一堂に紹介し、物語の世界に入り込むような展示を行うものとなる。

編集部

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