
中止になっていた中国のマティス回顧展が開催へ。マティスの遺贈による280点以上が展示
北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で、アンリ・マティスの中国における過去最大規模の個展「Matisse by Matisse」が今年7月より開催される。フランスのマティス美術館のコレクションから280点以上の作品が展示される予定だ。

北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で、アンリ・マティスの中国における過去最大規模の個展「Matisse by Matisse」が今年7月より開催される。フランスのマティス美術館のコレクションから280点以上の作品が展示される予定だ。

東京・南青山に新たな文化発信基地として「IDÉALビル(イデアルビル)」が5月27日にオープン。建築設計には中村拓志&NAP建築設計事務所が、館内アートワークは挾土秀平とコシノジュンコが担当する。

今週から来週前半にかけて開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

2019年のリニューアル創刊以来、「いいものをつくる、とは何か?」を全体テーマに「価値」「著作」「流通」「虚実」「文化」と5つの特集号を刊行してきた雑誌『広告』が、展覧会とトークイベントを開催する。会期は6月9日~18日。

平安時代からはじまり江⼾時代の⽊版画技術の発達で全盛期を迎えた⼈間の性的な交わりを描いた「春画」。これを題材にした映画『春画先生』が10月13日にロードショーされる。⽇本映画史上初、無修正の春画を劇場映画で扱うものだ。

特定のスペースを持たず、作品やアーティストに最適な場所で展覧会を企画・運営してきた現代アートギャラリー「Galerie Supermarkt」が東京・神宮前に新たなスペースを6月3日にオープンする。あえて固定のスペースを構えることで、恒常的なコミュニケーションを鑑賞者と交わしていくことを目的のひとつとしている。

日本科学未来館が常設展示を7年ぶりにリニューアルすることを発表した。今年11月22日には、「ロボット」「地球環境」「老い」をテーマに新たな展示が公開される予定だという。

2022年の「Reborn-Art Festival」において、大きな注目を集めたアーティスト・保良雄。その個展が、ワタリウム美術館地下のライトシード・ギャラリーと、ワタリウム美術館前の空き地で開催される。会期は6月16日〜7月25日。

東京・表参道にあるプラダ青山店で、プラダ財団の支援を得て企画された展覧会「DARA BIRNBAUM(ダラ バーンバウム)」が開催される。会期は6月1日〜8月28日。

彫刻家・朝倉⽂夫の⽣誕140年を記念した展覧会「朝倉⽂夫⽣誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」が大分県大分市の⼤分県⽴美術館で開催される。

多種多様なイメージやオブジェクトをコラージュした彫刻やインスタレーションなどで知られる、金氏徹平の個展「POOOPOPOO」が東京・六本木のYumiko Chiba Associatesで開催された。絵画であり彫刻であり写真である金氏の新作群を、美術評論家・清水穣がアメリカの画家サイ・トゥオンブリを参照点に読み解いていく。

中国出身のアーティスト、クロエ・チェンの日本初となる個展「NOWHERE」が、原宿のSOMSOC GALLERYで開催されている。会期は5月28日まで。

デンマーク発の家具メーカー、フリッツ・ハンセンが創業150周年を記念し新たな商品を発表。伊勢丹とゆかりのあるクリエイター7名とのコラボレーションによる名作家具が、伊勢丹新宿店ポップアップストアにて数量限定で展示・販売される。

東京・立川のPLAY! MUSEUMで、物語シリーズ「エルマーのぼうけん」の展覧会「エルマーのぼうけん」展が開催される。

4月に開業した東急歌舞伎町タワーの5階にある会員制ウェルネスクラブ「EXSTION」で、「EXSTION GALLERY by STRAYM」のFEATURED ARTIST第1弾として小畑多丘の作品展示が5月25日にスタートする。

躍動感ある立像を手がける彫刻家・森靖の個展「Twister」が、東京・馬喰町のPARCELで開催される。会期は5月27日〜7月11日。

画家エドゥアール・マネの日本における受容について考察する展覧会「日本の中のマネ 出会い、120年のイメージ」展が練馬区立美術館で開催された。日本におけるマネ像とは、そして「日本の近代美術」とは。この問いを作家・福田美蘭の作品を通して、美術批評家・椹木野衣が考察する。

近代日本画の歴史に大きな足跡を残した小林古径と速水御舟。同時期に活躍した二人の画家の交流をたどる特別展「小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ―画壇を揺るがした二人の天才―」が、東京・広尾の山種美術館で開催中だ。

福岡市がアーティストの成長・交流拠点として、 2022年9月にオープンした「 Artist Cafe Fukuoka 」(管理運営受託事業者 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)。ここで、アーティストの学びとステップアップにつなげることを目的としたプログラムがスタートする。

「国際博物館の日」(5月18日)にあわせ、5月21日に国立科学博物館で開催された国際博物館の日シンポジウム。「博物館と持続可能性,ウェルビーイング」をテーマに行われた今回のシンポジウムで語られたこととは?