
10年目の受講生募集。東京藝大で学ぶ「ケア×アート」、Diversity on the Arts Projectが社会人受講生を全国から募集
東京藝術大学 履修証明プログラムDiversity on the Arts Project(通称:DOOR)は、2026年度の受講生を募集している。対面・オンライン授業とeアーカイブラーニングで学ぶことができ、全国から受講可能。応募期間は2026年1月5日14時〜2月13日14時まで。

東京藝術大学 履修証明プログラムDiversity on the Arts Project(通称:DOOR)は、2026年度の受講生を募集している。対面・オンライン授業とeアーカイブラーニングで学ぶことができ、全国から受講可能。応募期間は2026年1月5日14時〜2月13日14時まで。

東京国際フォーラムで、日本最大級のアートフェア「アートフェア東京」の20回目となる「ART FAIR TOKYO 20」が開催される。会期は2026年3月13日〜15日。

オランダ写真美術館が、650万点を超える世界最大級のコレクションを収蔵する新拠点をロッテルダム港湾地区に開館する。歴史的なサントス倉庫を改修した新館は、展示・保存・教育を一体化した写真文化の新たな発信地となる。

三重県伊勢市・旧伊勢街道沿いに、新たな文化拠点となる宿泊施設「EXPERIENCE ISE MIYAMACHI HOTEL」が2025年11月9日にオープンしたアートと滞在できる「ライフスタイルホテル」として再生されている。

2025年12月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。

京都国立近代美術館コレクションにおける戦後アメリカ美術の不在への関心から、「キュレトリアル・スタディズ16」企画者の渡辺亜由美は、日本とアメリカで育ったアーティスト・荒木悠を迎え、日系移民作家の視点を通じた「もうひとつのアメリカ美術史」を掘り起こすことを試みた。本展での荒木悠の作品は、歴史叙述と個人史を攪乱しながら再編する“欺術”の装置として機能し、日系画家である国吉康雄、石垣栄太郎、野田英夫らの作品に潜む複層的な視線を照らし出す。この意欲的な試みを美術史研究の池上裕子が読み解く。

第28回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。アーティストの原田裕規が美術手帖のバックナンバーを現在の視点からセレクトし、いまのアートシーンと照らしながら論じる。今回は、1997年1〜3月号で連載された「他の批評基準」をお届けする。

『ダージリン急行』や『グランド・ブダペスト・ホテル』で知られる映画監督ウェス・アンダーソン。その大規模な回顧展「ウェス・アンダーソン:ジ・アーカイヴス」がロンドンのデザイン・ミュージアムで開催中だ。自身のノートから映画の衣装や小物まで、30年間の輝かしいキャリアを示す貴重な品々およそ700点が並ぶ。

科学分析調査などを経て、贋作だと判断された高知県立美術館所蔵のハインリヒ・カンペンドンクの油彩画《少女と白鳥》。同館では、本作の公開を含む特別展示・調査報告「再考《少女と白鳥》 贋作を持つ美術館で贋作について考える」が開催された。一連の調査や展覧会の開催について、塚本麻莉(高知県立美術館学芸員)と、科学調査の実施兼本展監修者である田口かおり(修復家・京都大学准教授)に話を聞いた。

広島・尾道の千光寺山中腹にあるアパートメントを改修した「LOG」。尾道の街を見渡すことのできる小さな宿の様子をレポートする。

長野県立美術館で同県出身の写真家・北島敬三の写真展「北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間」が開幕した。会期は2026年1月18日まで。

上海当代芸術博物館(PSA)3階に、新たな文化・芸術プラットフォーム「エスパス・ガブリエル・シャネル」がオープンした。図書館、アーカイヴ、劇場、デザインギャラリーを備える大規模複合空間は、中国現代美術の研究・発信拠点として新たな役割を担う。

工芸に特化したアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2025」が、石川・金沢で開幕を迎えた。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

ミケランジェロによる未確認の素描が新たに発見され、2026年2月にクリスティーズ・ニューヨークで競売される。システィーナ礼拝堂天井画のための習作と確認され、市場に現れるのは史上初となる。

富士山麓の織物産地・富士吉田を舞台に2021年から開催されている「FUJI TEXTILE WEEK」。今年の芸術祭は「織り目に流れるもの」をテーマに、土地の記憶と不可視の流れに光を当てる。その様子をレポートする。

東京都庁で大晦日に行われる「Happy New Year Tokyo 2026」。蜷川実花with EiMの世界観で彩られたプロジェクションマッピングが実施される。

香港サザビーズで開催された「岡田美術館所蔵アジア美術の名品」オークションが、約138億4200万円を記録し、全ロット落札の「ホワイトグローブ」を達成した。

アートセンターBUGで、やんツーの新作個展「浮遊する器官」が開催される。会期は2026年2月25日〜4月5日。

アジアを中心にクィア・アートの歴史と現在を可視化してきた国際展「Spectrosynthesis」が、2027年に東京都現代美術館で開催される。