MAGAZINE

PREMIUM

『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの名作衣装が一堂に。コスチュームハウス「コスプロップ」の60年をたどる展覧会

映画『眺めのいい部屋』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』、TVドラマ『ダウントン・アビー』の衣装を制作するコスプロップの創立60周年を記念する展覧会「コスチューム・クチュール:コスプロップの60年」が、現在ロンドンのファッション+テキスタイル・ミュージアムで開催中だ。大きな人気を博している同展をレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

記憶を縫い、時間を重ねる2人のアーティスト。アニー・モリスとイドリス・カーン

フランス・パリとロンドンを拠点に制作活動を行うアニー・モリスとイドリス・カーンは、夫婦でありながらそれぞれが異なるアプローチで「喪失」「記憶」「時間」といったテーマを追究してきた。KOTARO NUKAGA(六本木・天王洲)での日本初個展に際して来日した2人の制作に迫る。

INTERVIEW

「オランダ×千葉 撮る、物語るーサラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴」(千葉県立美術館)開幕レポート。知られざる千葉とオランダの関係を写真から紐解く

千葉市の千葉県立美術館で千葉とオランダの関係を軸に展開される展覧会「オランダ×千葉 撮る、物語るーサラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴」が開幕した。会期は2026年1月18日まで。

NEWS / REPORT

被災した「能登瓦」の未来──「瓦バンクプロジェクト」が描く復興のかたち

2024年の能登半島地震からおよそ2年。奥能登では、いまも仮設住宅で暮らす人々の姿がある。そのいっぽうで、倒壊した家屋から瓦を救い、地域の景観と文化を未来へつなごうと動く「瓦バンクプロジェクト」の挑戦が続いている。今回は、その現場と、現地で開催中の「能登瓦」をテーマとした企画展「アウトサイド」の取材を行った。

NEWS / REPORT

禅の思想に呼応する現代のアートとニューロミュージック。鎌倉・建長寺で「ZEN NIGHT WALK KAMAKURA」が開催

鎌倉にある建長寺で、秋の紅葉をテーマにしたプレミアム夜間拝観イベント「ZEN NIGHT WALK KAMAKURA」が開催されている。本イベントは、臨済禅の思想と空間を、先進的なアートとニューロミュージックによって再解釈するアートプログラムだ。会期は12月7日まで。

NEWS / PROMOTION

地域レビュー(九州):「中島佑太 だれかと逃げ出せ グーチョキパー!」「ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた」

ウェブ版「美術手帖」の地域レビューでは、九州地方で開催された2つの展覧会──北九州市立美術館 本館を舞台に行われた中島佑太によるワークショップを紹介する展覧会と、戦後80年の節目として長崎県美術館で企画された展覧会──を取り上げる。各美術館の姿勢と、それに対して鑑賞者はどのような応答をすることができるのか。福岡市美術館 学芸員の忠あゆみが論じる。

REVIEW

第2回

時間とともに変化する世界をどう受け入れ革新するか。A-POC ABLE ISSEY MIYAKEがパリ特別展「TYPE-XIV Eugene Studio project」で示した一枚の布の新たな可能性

A-POC ABLE ISSEY MIYAKE(以下、A-POC ABLE)と寒川裕人 / ユージーン・スタジオの協働による特別展示「TYPE-XIV Eugene Studio project by A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」が、10月24日から26日の3日間、パリで開催された。A-POC ABLEを率いる宮前義之が、アーティスト寒川裕人との対話を通じた「一枚の布の可能性」の実験成果を、建築家・田根剛 / ATTA - Atelier Tsuyoshi Tane Architectsの空間構成で物語る(PR)。