
「藝大取手コレクション展 2025」(東京藝術大学大学美術館 取手館)レポート。取手の藝大美術館が再始動。地域に開かれたコレクション展
東京藝術大学大学美術館 取手館で、取手収蔵棟竣工記念・取手館開館30周年記念「藝大取手コレクション展 2025」が11月30日まで開催中。再び地域に開かれ始めた取手館における展覧会の様子をレポートする。

東京藝術大学大学美術館 取手館で、取手収蔵棟竣工記念・取手館開館30周年記念「藝大取手コレクション展 2025」が11月30日まで開催中。再び地域に開かれ始めた取手館における展覧会の様子をレポートする。

2000年、京都国立博物館で開催された「特別展覧会 没後200年 若冲展」が9万人を動員した。それは日本美術が「専門家の世界」から「誰もが楽しめる文化」へと変わる決定的な瞬間だった。あれから25年──展覧会の企画、著作、メディア出演を通して日本美術を社会に“ひらいて”きた美術史家・山下裕二に、教え子でキュレーターの小金沢智が、この四半世紀の変化とこれからを聞いた。

ヨックモックミュージアムで、「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミックーカタルーニャへの愛ー」展が開催される。会期は2026年2月10日〜12月20日。

DNPアートコミュニケーションズが、ポーラ文化研究所の所蔵作品の画像貸出サービス「ポーラ文化研究所イメージアーカイブ」を11月17日より開始した。

東京都現代美術館で国内初となる本格的なミッドキャリア個展「笹本晃 ラボラトリー」を開催している笹本晃。その制作の芯に迫る。

東京・上野の東京国立博物館が、11月11日に発表した「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」に対し、寄せられた意見や懸念に回答するかたちでの説明文を公開した。

サザビーズがニューヨークの新本拠地「ブロイヤー・ビル」で初のイブニングセールを開催し、総額約1098億円という同社史上最高額を記録した。

サザビーズは11月18日、ニューヨークの新拠点「ブロイヤー・ビル」で行われた初オークションで、約820億円の総額を記録した。

文化芸術に携わる人々の権利と持続可能性を掲げた国際的な行動指針「フェアカルチャー憲章(Fair Culture Charter/FCC)」の日本語版が公開。報酬問題をめぐるラウンドテーブルも開催される。

スイス出⾝のマルチメディア・アーティスト ジョン・フェルゴが、京都のギャラリー「kōjin Kyoto(コウジン キョウト)」で日本初の個展を開催する。会期は年11⽉19⽇〜24⽇。

サザビーズ・ニューヨークで11月18日に行われたオークションで、グスタフ・クリムトの《エリザベート・レーデラーの肖像》(1914–16)が初登場し、手数料込み2億3630万ドル(約365億円)で落札された。サザビーズ史上最高額であり、20世紀美術作品としても過去最高の価格を記録した。

東京都美術館で、上野アーティストプロジェクト2025「刺繍―針がすくいだす世界」がスタートした。会期は2026年1月8日まで。

「アートがある生活」を提案するCCCアートラボと株式会社Artfieldが、若手作家を海外舞台へと後押しするチャリティーオークション「ASUEチャリティーアートオークション vol.2」を11月26日から4日間、東京・代官山のヒルサイドテラスにて開催する。老舗画廊の協力を得て、現代アートの可能性を社会的支援へとつなげる新たなプロジェクトが動き出す。

アート・バーゼル香港が、2026年版の参加ギャラリーやプログラムの主要情報を発表した。41の国と地域から240ギャラリーが参加し、32ギャラリーが初出展となる。

ニューヨークで開幕したクリスティーズ秋季オークションは、初日の2セールで総額1070億円を超える落札を記録した。

今年ユニクロ初のアーティスト・イン・レジデンスに就任したKAWS(カウズ)が来日。ユニクロとのコラボレーションについて語った。

静岡にある「資生堂アートハウス」が来年6月末に閉館。今後のアート支援活動は、銀座にある資生堂ギャラリーに集約される。

今年3月に閉館したDIC川村記念美術館の所蔵品が、クリスティーズ・ニューヨークの秋季オークションウィークに登場した。11月17日のイブニングセールではモネ《睡蓮》をはじめとする8作品が競り落とされ、総額約165億円に達した。

カタールの物流大手GWCと文化経済分野を手がけるQC+が、ドーハのフリーゾーンにおいて、湾岸地域で最大規模となる美術品保管・物流ハブを開発すると発表した。

ワシントンD.C.の国立女性美術館(National Museum of Women in the Arts、NMWA)が主催する展覧会シリーズ「Women to Watch」。その第8回となる2027年展「A Book Arts Revolution」に向けて日本委員会が推薦する候補作家5名が決定した。