MAGAZINE

PREMIUM

「イメージは、現れながら消えていく」。リュック・タイマンスが語る「結露」、そして絵画へと翻訳される歴史

軽井沢のリヒター・ラウムで、リュック・タイマンスの個展「Condensation(結露)」が10月31日まで開催中だ。本展では、強制収容所の壁画やパレスチナの野花、ソ連崩壊時のテレビ映像など、歴史や記憶に由来するイメージをもとに制作された6点の新作絵画を展示。イメージが現れ、消え、再び立ち現れる瞬間を探る。本展を機に来日したタイマンスにインタビューを実施し、絵画における「距離」や「タッチ」、そして歴史や政治に由来するイメージをいかに絵画へと翻訳するのかについて話を聞いた。

INTERVIEW

音楽家/文筆家の寺尾紗穂が感じた、リナ・バネルジー「"You made me leave home...」展(エスパス ルイ・ヴィトン東京)に宿る「移動」の記憶

表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のリナ・バネルジー「"You made me leave home...」展について、音楽家・文筆家の寺尾紗穂が語る。モダニズムの二元論や植民地主義への批判を交えながら、作品に宿る「移動」の記憶について紐解いてゆく。

東急百貨店本店跡地の仮囲いがギャラリーに。川内倫子による新作で始動する「渋谷松濤ウォールギャラリー」

東急百貨店本店跡地で進む「Shibuya Upper West Project」の工事現場で、仮囲いを活用したアートプロジェクト「渋谷松濤ウォールギャラリー」が始動した。第1弾には写真家の川内倫子を起用し、このプロジェクトのために撮り下ろした新作が公開されている。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

グラフィックデザインや印刷を学べるミュージアム・ギャラリーまとめ

我々の生活空間や公共空間でよく目にするグラフィックデザインや印刷物の数々。これらの歴史や制作手法は、いったいどこで知ることができるのだろうか。本記事では、大衆・商業向けとしての平面美術を見て、学ぶことができるミュージアム・ギャラリーをピックアップして紹介する。

INSIGHT

地域レビュー(関西):大槻晃実評「没後10年 白髪富士子 それは豊かに楽しいもの/ひそかにさびしいもの」(尼崎市総合文化センター白髪一雄記念室)/「日本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-1970」(京都市京セラ美術館)

ウェブ版「美術手帖」での地域レビューのコーナー。本記事では大槻晃実(芦屋市立美術館学芸員)が、白髪一雄の妻として評価されがちだった白髪富士子をひとりの芸術家として取り上げた「没後10年 白髪富士子 それは豊かに楽しいもの/ひそかにさびしいもの」(尼崎市総合文化センター白髪一雄記念室)と、戦後日本画における前衛運動を体系的に紹介する「日本画アヴァンギャルド KYOTO 1948-1970」(京都市京セラ美術館)の2展を取り上げる。

REVIEW

小山登美夫と新オーナー・倉富佑也が語る小山登美夫ギャラリーの未来。ギャラリーはいかに次世代へ継承されるのか

日本の現代美術を牽引してきたプライマリーギャラリー「小山登美夫ギャラリー」。同ギャラリーの全株式が2026年1月、創業者であり代表取締役社長の小山登美夫からOffice Kuratomi Singapore Pte. Ltd.代表取締役の実業家・倉富佑也へと100パーセント譲渡された。小山はなぜこのような決断をしたのか。そして、これからのギャラリーはどう変わっていくのか。小山と新たなオーナーとなった倉富に、今回の決断の背景とこれからのビジョンについて聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

レンブラントの銅版画を知るための5つのキーワード

レンブラント・ファン・レイン(1606〜1669)の銅版画家としての足跡を辿る展覧会「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」が国立西洋美術館で開催される。会期は7月7日~9月23日。レンブラントは銅版画というメディアのどこに引かれたのか。どのように見ればより深く銅版画を知ることができるのか。銅版画を探求し自身の表現に取り入れてきたアーティスト・田沼利規に5つのキーワードを教えてもらった。※7月6日24時まですべての方に全文お読みいただけます

INSIGHT

「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま」(TOKYO NODE)開幕レポート。デヴィッド・ボウイとの未完プロジェクトも世界初公開

東京・虎ノ門ヒルズのTOKYO NODEで、トニー・アウスラーの日本初となる大規模個展「トニー・アウスラー:技術と霊知のはざま~魔術、メディア、アート~」が開幕した。日本初公開作品を多数紹介し、アウスラーの40年以上にわたる創作の軌跡をたどる本展をレポートする。

NEWS / REPORT

杉本博司による修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』が終戦記念日に再演。戦争を「物語」として語り継ぐ新作能

現代美術作家・杉本博司による新作能「杉本修羅能『巣鴨塚 ハルの便り』」が、8月15日に東京・喜多能楽堂で上演される。東京裁判でA級戦犯として処刑された板垣征四郎の漢詩をもとに杉本が執筆した作品で、2025年の初演(8月)、再演(12月)に続く再々演となる。

NEWS / HEADLINE

PREMIUM

レンブラントとは何者だったのか。17世紀オランダ絵画の研究者・深谷訓子の言葉から探る

レンブラント・ファン・レイン(1606〜69)の銅版画家としての足跡を辿る展覧会「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」が国立西洋美術館で開催される。会期は7月7日~9月23日。誰もがその名前を知る画家・レンブラントの生涯とはどのようなものだったのか。また、その作品を現代において見る意義はどこにあるのか。17世紀オランダ絵画を研究する京都市立芸術大学美術学部教授・深谷訓子の言葉で迫ります。

INSIGHT

MISATO ANDOが巡る、コシノヒロコのなかに広がる「ジャングル」の正体

東京都現代美術館でコシノヒロコの創作の全貌を紹介する大規模個展「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」が開催されている。そんな本展を、BiSHとしての音楽活動を経て、ドローイング、絵画、版画、立体など幅広い表現方法で制作を行うアーティスト・MISATO ANDOが訪れた。

PREMIUM

建築コレクティブ・GROUPはなぜ「都市と眠り」に着目するのか。模型を通じて読み解く「仮設的」な思考

東京・天王洲アイルのWHAT MUSEUMで開催中の​​グループ展「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」(4月21日〜9月13日)。領域横断的な活動で注目を集める建築コレクティブ・GROUPは、本展に「都市と眠り」という批評的なテーマを掲げて出展している。独自の着眼点を持つメンバーらに、テーマの背景や、異なるバックグラウンドを持ちながら流動的な協働を続けるコレクティブのあり方について話を聞いた。

INTERVIEW

ミレーの《落穂拾い》やゴッホ《星月夜》など約110点が集結。東京都美術館で「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」が開催へ

東京・上野の東京都美術館で「東京都美術館開館100周年記念 オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」が開催される。会期は11月14日〜2027年3月29日。開館40周年を迎えるオルセー美術館との共同企画として、「いまを生きる歓び」をテーマに約110点を紹介する。

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