東京都庭園美術館の建物公開展が今年も開催。今回は「動物」をテーマにした「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」

東京・白金台の東京都庭園美術館で、毎年恒例の建物公開展として「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」が開催される。会期は4月11日〜6月14日。

東京都庭園美術館 本館 大客室

 東京・白金台の東京都庭園美術館で、毎年恒例の建物公開展として「建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸」が開催される。会期は4月11日〜6月14日。

 本館の建築は、当時のフランスで流行したアール・デコ様式の精華をいまに伝える重要文化財だ。その華麗な装飾のなかには、多くの動物たちが潜んでいる。

東京都庭園美術館 本館 大食堂

 本展では、建物の室内装飾に表現された「動物」のモチーフに注目。鳥や魚、ライオンなど、当時のデザイナーたちがどのように動物をデザインとして取り入れ、モダンな空間を彩ったのか。その造形美とともに、朝香宮邸という建築の細部をじっくりと観察する機会となるだろう。

東京都庭園美術館 若宮居間 ストーヴ・レジスター(部分)

 さらに、建築に組み込まれた意匠だけでなく、「アニマルズ」というテーマに連動したアーティストによる作品展示も予定されている。装飾美術の歴史と現代の表現が交差する、建物公開展ならではの展示構成が見どころとなる。

テオドール・マドセン(デザイン) ロイヤル・コペンハーゲン(製造) ペンギン 1902頃 東京都庭園美術館蔵
フランソワ・ポンポン シロクマ 1921-24 群馬県立館林美術館蔵
レイモン・シャルメゾン アーケード『美しい庭園』 1919 東京都庭園美術館蔵

 加えて、本展では最上階である3階に位置する白と黒の市松模様の床が印象的なウインターガーデンも特別公開される。なお、本展では一部を除き展示室の写真撮影が可能となっている。

東京都庭園美術館 本館 ウインターガーデン

編集部