
第71回
プレイバック:「アウトサイドの隣人たち」
2015年から続く、アウトサイダー・キュレーター櫛野展正による連載「アウトサイドの隣人たち」。美術の「正史」から外れた表現活動を行う多数のアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫ってきた。連載70回を超えたこの節目に、とくに印象的な作家たちをプレイバックする。
第71回
2015年から続く、アウトサイダー・キュレーター櫛野展正による連載「アウトサイドの隣人たち」。美術の「正史」から外れた表現活動を行う多数のアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫ってきた。連載70回を超えたこの節目に、とくに印象的な作家たちをプレイバックする。
東京・原宿の明治神宮ミュージアムで、正倉院の宝物の模造品を研究成果とともに紹介する展覧会「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」が開幕。会期は2024年2月25日まで。
1992年にフランスへ移住した戦後ドイツを代表するアーティスト、アンゼルム・キーファー。初回「モニュメンタ」以降、ルーヴル美術館からの常設作品受注や国立施設での個展を重ね、現在はパンテオンのための作品が恒久展示されるなど、その重要性はますます大きくなっている。昨年一般公開を始めた「ラ・リボート」を訪れ、キーファーのフランスでの受容の背景を考察する。
第6回
数多く開催された2023年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回はキュレーター・檜山真有のテキストをお届けする。
写真家のドナータ・ヴェンダースが「木漏れ日」をテーマに映像作品を手がけ、夫で映画監督のヴィム・ヴェンダースが手がけた本日公開の映画『PERFECT DAYS』でも一部使用されている。会期を同じくして、映像作品12点を公開する個展が104GALERIEで開催中だ。
ベイクルーズが、アートギャラリー「art cruise gallery by Baycrew’s」を、東京の虎ノ門ヒルズにオープンさせる。こけら落としは『北斎漫画』からセレクトした80点で構成する「PLAY w/ HOKUSAI」。
昨年、「美術品市場史上最高」という総売上高を記録したクリスティーズ。今年の数字は、62億ドル(約8880億円)と見込む。
今週開幕・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
第5回
数多く開催された2023年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術批評家・中島水緒のテキストをお届けする。
「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行うアートユニット・大小島真木。秋から冬にかけて東京で開催の2つの個展「私ではなく、私ではなくもなく ”not〈 I 〉, not not〈 I 〉“」、「千鹿頭 A Thousand Deer Heads」(〜2024年1月14日)では、絵画、彫刻、映像作品の新作を発表した。2つの展示で大小島が提起する問いを人類学者の奥野克巳が考察する。
31回目の開催を迎える「VOCA展2024」の受賞者が発表。大賞となる「VOCA賞」は大東忍が受賞した。
第6回
インターネット・アートを代表するアーティスト、ラファエル・ローゼンダール。活動の場をNFTに移し、アナログとデジタルを行き来しながらもデジタル表現の第一線で制作を続ける作家は、NFTの現況をどのように見ているのか? NFTをどう活用しているのか? Adam byGMOがお送りする、スペシャル・インタビュー。(PR)
来年、麻布台ヒルズに開館予定の新しい「森ビル デジタルアート ミュージアム:チームラボボーダレス」が開館日を発表した。オープンは2024年2月9日、チケット予約は1月16日よりスタートする。
Amazon Prime Videoで見ることができるアートムービーをピックアップ。配信期限つきの作品もあるため、気になるものは早めのチェックをおすすめしたい。
アントニー・ゴームリーのエキシビション「ボディ・ポリティック」が、ロンドン東部に位置する、コンテンポラリーアートのギャラリーとして名高いホワイトキューブ・バーモンジーで開かれている。長年のキャリアを通して、人体を探求し続ける彼の新たな作品5点をそれぞれ個別の空間で見せる興味深いものとなっている。会期は2024年1月28日まで。
内房総5市を舞台に、千葉県誕生150周年事業の一環として開催される「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」。その総勢約70組のアーティストが発表された。会期は2024年3月23日~5月26日。
第4回
数多く開催された2023年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は美術批評家・菅原伸也のテキストをお届けする。
第3回
数多く開催された2023年の展覧会のなかから、有識者にそれぞれもっとも印象に残った、あるいは重要だと思う展覧会を3つ選んでもらった。今回は国立工芸館工芸課長・岩井美恵子のテキストをお届けする。
20世紀を代表するアーティストのひとり、サルバドール・ダリの創作世界を360度に映し出される映像で楽しめる体験型展覧会「サルバドール・ダリ ― エンドレス・エニグマ 永遠の謎 ―」が、角川武蔵野ミュージアムで始まる。会期は12月20日〜2024年5月31日。
国立工芸館で、「東京国際版画ビエンナーレ展」の出品作品から、印刷領域における版画とグラフィックデザインの関係性に焦点を当てる企画展「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」がスタートした。会期は2024年3月3日まで。