
アートを介してコミュニティを育むソーシャルデザインプロジェクト。アート・コミュニケータ「とびラー」になろう!
東京都美術館と東京藝術大学が協働し、東京・上野公園を拠点に活動する「とびらプロジェクト」の、次年度の募集が1月より始まる。その概要とプログラムの一部を紹介。

東京都美術館と東京藝術大学が協働し、東京・上野公園を拠点に活動する「とびらプロジェクト」の、次年度の募集が1月より始まる。その概要とプログラムの一部を紹介。

身近な共同体を社会形態の縮図として、映像やパフォーマンス、文章、詩、など多彩なメディアを横断するような作品を発表してきた森栄喜。東京・新宿のKEN NAKAHASHIでの個展では、森が初めて撮影・編集のすべてを手がけた映像作品《Letter to My Son》と、便箋や封筒と写真を組み合わせた7つの作品「Letter to My Son(#1~#7)」を発表した。本展を、美術家の原田裕規がレビューする。

トランプ大統領が選出前から公約に掲げていた「国境の壁」の建設費をめぐり、連邦予算の成立が滞り、2018年12月22日からアメリカ政府機関の一部が閉鎖されている。この「閉鎖」により、連邦予算で運営される美術館などが休館に追い込まれている。

オーストラリアを代表する女性アーティスト、パトリシア・ピッチニーニとジョイ・ヘスターの2人展「Patricia Piccinini and Joy Hester: Through love…」がメルボルン郊外のタラワラ美術館で開催されている。会期は3月11日まで。

ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの最新作『イメージの本』が2019年のゴールデンウィークよりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。本作は、2018年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で、映画祭史上初めて、最高賞(パルムドール)を超える賞として特別に設けられた「スペシャル・パルムドール」を受賞している。

東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、19組のデザイナーとアーティストによる展覧会「光るグラフィック展2」が開催される。本展では、現実空間と仮想空間のそれぞれで作品を鑑賞することができる。会期は2月22日〜3月28日。

美術家・黒田大祐の個展「ハイパーゴースト・スカルプチャー」が、東京・馬喰町のKanzan Galleryで開催される。本展では、彫刻家・建畠大夢の周辺と建畠の教え子たちへのリサーチをもとに制作したという映像作品を展示。黒田が、日本、中国、韓国、台湾といった東アジアを巡り、インタビューなどを行い、東アジアに横たわる「彫刻」概念の様相と彫刻教育について迫ったリサーチベースの展覧会だ。会期は1月18日〜2月17日。

栃木県那須塩原市で、アートイベント「アート369フェスティバル」が初開催される。黒磯駅周辺のカフェやショップを会場に、6名のアーティストが作品展示やワークショップを行うこのイベントの会期は3月16日から24日の9日間。

2011年に始まり、今年で9回目の開催を迎えるはずだった「アート・ステージ・シンガポール」が、1月25日の開幕を目前に中止されることが明らかになった。同フェアはこれまでも開催が危ぶまれてきた経緯がある。

少女や少年を独自の美学で描いた絵画や本の挿絵で知られ、2015年に逝去した金子國義。その展覧会が、東京・渋谷のBunkamura Box Galleryで開催される。会期は2月1日〜13日。

アジアを巡回しながら展覧会、シンポジウム、上映会を開催するプロジェクト「HOTEL ASIA PROJECT」。今年度は「UNIDENTIFIED LANDSCAPE」をテーマとし、沖縄のオルタナティヴ・スペース「BARRAK」を拠点に展覧会やトークイベントを開催する。会期は1月18日〜20日。

江戸時代を代表する浮世絵師で、いまなお大きな人気を誇る葛飾北斎。その作品を通覧する大規模展覧会「新・北斎展」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕した。「新」と冠した本展の特徴とは?

1月から3月にかけては各美大・芸大・専門学校の卒業制作展(卒展)シーズン。そこでここでは、数多ある卒展のなかからとくに注目したい6校をピックアップ。その特徴とともに紹介する。

ミュージシャンのカニエ・ウエストが1月14日、ジェームズ・タレルの大規模プロジェクト《ローデン・クレーター》に1000万ドル(約10億円)を寄付したことを明らかにした。

ビビッドな色の壁や照明、椅子やキャビネットなどの日用品を用いて、構成的かつ夢想的な色調のコンポジションをつくり出してきた玉山拓郎。そうしたインスタレーションとリンクするような映像を含め、空間全体をひとつの作品として展示する個展「Dirty Palace」が東京・西麻布のCALM & PUNK GALLERYで行われた。非日常的な空間が展開される本展を美術評論家の中尾拓哉が論じる。

子供たちの生活の中心となる学びの場・遊びの場に焦点を当て、日本の近現代以降につくられた学校や児童館、図書館などを紹介する「子どものための建築と空間」展が、東京・パナソニック 汐留ミュージアムで開催されている。会期は1月12日〜3月24日。

森栄喜、エリック・スワーズ、ヨーガン ・アクセルバル、松下まり子、大垣美穂子、レン・ハン、井原信次、海老原靖の8名による展覧会「Soft Mirrors」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催されている。会期は2月2日まで。

「科学の心」「環境は知性である」「学ぶ力を学ぶ」をコンセプトに、2017年より活動をスタートしたプロジェクト「かがく宇かん」。その初の公開研究会が石川県加賀市の片山津地区会館 テリーナホールにて開催される。基調報告、研究発表、ディスカッションからなるこのイベントの開催日は2019年1月27日。

これまで原美術館で2度個展を開催してきたフランスを代表するアーティスト、ソフィ・カル。1999年に同館で開催された「限局性激痛」が、20年の時を経てフルスケールで展示されている。ソフィ・カルの代表作でもある本展は、原美術館のために構成されたものとなっている。

チーフ・キュレーターにクワウテモク・メディナ、共同キュレーターにマリア・ベレン・サエズ・デ・イバッラ、神谷幸江、王慰慰(ワン・ウェイウェイ)を迎え、3月10日まで開催中の「第12回上海ビエンナーレ」。近年の現代美術イベントの多くを「退屈」と評する清水穣が見た、「第12回上海ビエンナーレ」とは。