アートを通して考える、現代の「ウェルビーイング」。森美術館に国内外16作家が集結

2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック以降、大きく変化した社会。そのなかにおいて、心身ともに健康である「ウェルビーイング」の重要性がますます大きくなっている。森美術館で始まった「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」(6月29日〜11月6日)は、国内外16作家の作品を通し、様々な視点からウェルビーイングについて考えるきっかけを提示するものだ。

NEWS / REPORT

作家を消費しないためにできること。代表・栗田裕一が語る「T&Y Projects」が目指すもの

東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEX IIの「T&Y Projects」は、代表を務める栗田裕一が自身のアートコレクションを家具とともにコーディネートする形態で作家の個展を開催してきた。コマーシャルギャラリーとは異なるかたちで作品を見せる本スペースについて、栗田の思いをインタビューした。

INTERVIEW

日本初、イッタラの大規模展覧会。140年の軌跡を450点以上の作品でたどる

フィンランドを代表するライフスタイルブランド「イッタラ」。1881年にフィンランド南部のイッタラ村に設立されたガラス工場からスタートした同ブランドを本格的に紹介する日本初の展覧会「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」が、渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は9月17日〜11月10日。

NEWS / EXHIBITION

いまこのとき、感じてほしい生命への慈しみを。バレエダンサーを通して、美しい生命を描き続けた画家 ロバート・ハインデル展が開催へ

1992年に日本で初めての展覧会を開催したアメリカの画家、ロバート・ハインデル。その日本デビュー30周年を記念し、「MODERN REALISM ロバート・ハインデル展」が代官山ヒルサイドフォーラムで開催される。会期は6月28日〜7月10日。

NEWS / PROMOTION

市立美術館統廃合の危機を乗り越えて。大阪中之島美術館開館の裏側

構想から約40年という異例の時間を経て今年開館した大阪中之島美術館。財政難や整備計画の白紙などいくつもの困難を、関係者たちはどのように逆転したのだろうか? 3名のキーパーソンと識者にインタビューし、開業までの経緯や将来像などを振り返る。第2弾は大阪府・市の特別顧問で計画の再検討に関わった上山信一・慶応義塾大学総合政策学部教授に話を聞いた。

INSIGHT

第2回

中条あやみがポーラ美術館で 見出したアートの多様な楽しみ方

現在、箱根のポーラ美術館では過去最大規模となる企画展「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」が開催中だ。タイトルにある通り、従来のコレクションの代表作に新収蔵作品を加えたこの豪華な展覧会を、女優・モデルとして活躍する中条あやみと訪ねた。案内役は本展を担当したキュレーターのひとりであるポーラ美術館学芸員・工藤弘二。

フィンランドの国民的画家。ヘレン・シャルフベックを描いた映画『魂のまなざし』が公開へ

モダニズムを代表する画家のひとりとして、近年世界的に注目を浴びるフィンランドの国民的画家ヘレン・シャルフベック。その生誕160年を記念し、彼女の画業と人生を決定づけた1915年から1923年の時代を描いた映画 『魂のまなざし』が、7月15日よりBunkamuraル・シネマほかにて順次公開される。

NEWS / EXHIBITION