この人生が、誰かの人生を演じなおしているのだとしたら。兼平彦太郎評 マリオ・ガルシア・トレス「ともに時を落ちていく」展

約20年にわたり、アートと大衆文化の隙間を映像、写真、立体を含む多様なメディアを用いて詩的に綴ってきたマリオ・ガルシア・トレス。現在メキシコシティを拠点に活動する作家の個展がタカ・イシイギャラリーで開催された。偶然の一致、記憶、終焉、反復、過渡期の瞬間をテーマとした本展をはじめ、これまでのガルシア・トレスの作品に通底するキーワード「演じなおす」とは。キュレーターの兼平彦太郎が読み解く。

REVIEW

国内過去最大規模のムーミン展。森アーツセンターギャラリーで「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が開幕

フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソンが生みだした「ムーミン」シリーズ。小説、絵本、新聞連載コミック、アニメなど様々なかたちで親しまれてきた「ムーミン」の多彩で奥深い魅力を約500点の作品、資料で紹介する展覧会「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕した。

NEWS / HEADLINE

国内初。スタートバーンとSBIアートオークションが事業提携、オークション落札作品にブロックチェーン証明書を発行

スタートバーン株式会社とSBIアートオークション株式会社が事業連携を行い、ブロックチェーン技術を応用した美術作品に関する所有権の証明などの共同プロジェクトを行うことを明らかにした。美術品オークション市場の活性化を目指したこのサービスは、2019年4月のセールより順次スタートする。

NEWS / MARKET

五月女哲平のフェルトアートが彩りを添える。DEAN & DELUCAプロデュースの東京音楽大学学食をチェック

世界中の食料品が集結するセレクトショップ「DEAN & DELUCA」が、東京音楽大学が2019年4月に開校する中目黒・代官山キャンパス内の「TCM学生と街のレストラン」をプロデュースした。空間デザインを手がけたのは片田友樹、設計サポートとして有川靖が参加。食堂内のテーブルは、美術家・五月女哲平によるフェルトアートで彩られる。

NEWS / EXHIBITION

「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」が9月に森アーツセンターギャラリーで開催。日本初となる大規模展覧会

「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されることが発表された。この秋行なわれる本展では、各地のプライベートコレクションから約80点を紹介。国内初の大規模展覧会となる。会期は9月21日〜11月17日。

NEWS / EXHIBITION

日本を代表する「イニシャルY」の美術家たち。ハラ ミュージアムアークでの「Yの冒険-原美術館コレクション」展をチェック

「Yの冒険-原美術館コレクション」展が、群馬県のハラ ミュージアムアークで開催されている。本展は、原美術館のコレクションから、日本のアートシーンを牽引する「イニシャルY」の作家たちを紹介するもの。会期は6月30日まで。

NEWS / EXHIBITION

「アートはすべての人のために」。中村キース・ヘリング美術館でヘリングの思想をたどるコレクション展が開催

世界で唯一、約300点におよぶキース・ヘリング作品を所蔵する山梨県の中村キース・ヘリング美術館。そんな同館が、ヘリングの思想を紹介するコレクション展「Keith Haring:Humanism ー博愛の芸術ー」を開催する。会期は4月13日〜2020年1月13日。

NEWS / EXHIBITION

石田尚志が見せる「孤上の光」。青森公立大学国際芸術センター青森の個展で、初の彫刻作品を発表

「ドローイング・アニメーション」の手法を用いた映像やインスタレーションで知られる石田尚志。青森公立大学国際芸術センター青森(ACAC)でアーティスト・イン・レジデンスを行った石田が今回、同館で個展「弧上の光」を開催する。会期は4月20日〜6月16日。

NEWS / EXHIBITION

辺野古埋め立てに関する沖縄県民投票を受けて。東京藝術大学で開催のシンポジウムに津田大介、元山仁士郎らが参加

今年2月に行われた、普天間飛行場の辺野古移設のための埋め立てに関する沖縄県民投票。この投票がなんだったのかを振り返るとともに、県民の分断や、沖縄と本土の対立などの諸問題を考えるシンポジウムが、4月13日に東京藝術大学で開催される。

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第4回

ル・コルビュジエの2人の弟子について。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(4)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第4回では現在、建築家・坂倉準三をめぐるコミュニティ・アーカイブに取り組む松井が、坂倉、前川國男というル・コルビュジエの2人の弟子の建築空間を回想する。毎週土・日更新。

イサム・ノグチやエンツォ・マーリも。東京国立近代美術館のコレクションから、デザインの(居)場所を問う

東京・竹橋の東京国立近代美術館工芸館で、同館のデザインコレクションを一挙に紹介する展覧会「所蔵作品展―デザインの(居)場所」が開催される。本展では、家具やプロダクトなどのデザイン作品と工芸作品をあわせて約120点紹介するほか、ポスターに関する小展示も実施。会期は5月21日〜6月30日。

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