
文化庁の令和6年度概算要求が発表。総額1350億円に「国立文化財修理センター」予算も
文化庁が令和6年度の概算要求を発表した。令和5年度比で27.2パーセント増の1350億円(デジタル庁一括計上分を含む)を計上している。

文化庁が令和6年度の概算要求を発表した。令和5年度比で27.2パーセント増の1350億円(デジタル庁一括計上分を含む)を計上している。

東京都現代美術館で大規模個展が開催中のデイヴィッド・ホックニー。その作品展示が、ベネッセアートサイト直島のなかにあるベネッセハウス ミュージアムで始まっている。

「art stage OSAKA 2023」が、大阪・中之島のグランキューブ大阪で開幕。これまでのアートフェアとは一線を画す、展覧会形式のアートフェアとなっている。会期は9月3日まで。

今週開幕した・閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

2023年8月末から9月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。 *最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

黒川紀章が設計し、惜しまれつつ2022年に解体された中銀カプセルタワービル。同ビルの一部だった「カプセルA908」が、同じく黒川紀章建築である和歌山県立近代美術館に到着し、展示されている。

東京・六本木のペロタン東京で、同ギャラリー初となるジャン=フィリップ・デロームの個展「visage(s)」が開催。パリのアトリエで古典的なポーズをとったモデルたちを描いた一連の新作肖像画を発表される。会期は8月31日〜10月14日。

1753年にオープンし、ロゼッタストーンやラムセス2世像など重要な文化遺産を筆頭に、人類誕生から現在までを伝えるおよそ800万点もの収蔵品を誇る大英博物館。そんな世界に名だたるミュージアムがいま、コレクションの紛失、盗難のスキャンダルで揺れている。博物館による最初の発表から、メディアによる新たなスクープ、それがきっかけで起きたトップの辞任、今後予想される展開までを含めて時系列で振り返る。

フランスでもっとも古い公立の現代アートセンター兼美術館のひとつである「CAPCボルドー現代美術館」が、今年創立50周年を迎える。2020年にデュシャン賞受賞、来年のヴェネチア・ビエンナーレでカナダ館代表にも選ばれたカプワニ・キワンガによる大型インスタレーションとともに、同館の歴史をリポートする。

現在、東京オペラシティアートギャラリーで画家・野又穫による個展「野又 穫 Continuum 想像の語彙」が開催中だ。空想の建造物を描くことで、現実と非現実の境界をキャンバス上に表現する野又の作品について、クリエイティブディレクターの小池一子、建築史家の五十嵐太郎、建築家の藤村龍至の3名にインタビュー。様々な視点から野又本人やそれらの作品について話を聞いた。

第3回
「デザイン史」の視点から現代における様々なトピックスを考える連載企画「『デザイン史』と歩く現代社会」。テーマごとに異なる執筆者が担当し、多様なデザインの視点から社会をとらえることを試みる。第3回は、デザイナーでリサーチャー、ライターの青山新が1920〜30年代に興ったデザイン様式「アール・デコ」について「SF映画」を切り口に考察。現代におけるデザインの事例もあわせて紹介し、テクノロジーがどのような姿で表現されてきたかについて論じる。

文化庁が9月1日に「文化芸術活動に関する法律相談窓口」を開設することを発表した。本年度は特別企画として、東京藝術大学の文化祭「藝祭」にて、本事業を担当する弁護士による出張相談会も実施されるという。

メディアアーティスト・落合陽一が自身のライカカメラで撮影した写真を展示する個展「晴れときどきライカ」を、ライカギャラリー東京とライカギャラリー京都で開催する。

メンバー2名が大麻栽培の疑いで逮捕されたアーティスト・グループ「ヒスロム」。広島市現代美術館で11月3日からの開催を予定していたヒスロム「再現場・サテライトII(仮)」は、作家からの申し入れにより中止された。

「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2023」が東京・下北沢で今年も開催される。参加作家は頭健吾、ルーク・ジェラム、アマンダ・パーラー、Metaani、天野雛子の5名。

金沢21世紀美術館のデザインギャラリーで個展「虚影蜃光」を開催中(〜9月18日)の工藝美術家・池田晃将。公立美術館では初となる個展では学生時代の作品から代表作「電光」シリーズまでが並ぶ。これを機に、国立工芸館工芸課長の岩井美恵子が、池田の制作に迫った。

国が認定した大阪のカジノを含むIR(統合型リゾート)施設の広報用資料で奈良美智・村上隆の作品が使用されていた問題で、出資会社・合同会社日本MGMリゾーツは無断使用を認める調査報告を発表した。

山梨県富士吉田市を会場に開催される「FUJI TEXTILE WEEK」。その3回目として、国内外アーティストによるテキスタイルをテーマにした「アート展」と、産地の歴史に触れるアーカイヴ展示などを行う「デザイン展」の2つを組み合わせた「FUJI TEXTILE WEEK 2023」が開催される。会期は11月23日〜12月17日。

ハンガリー出身でフランスで活躍した抽象画家、シモン・アンタイ(1922〜2008)。その回顧展「Folding」がエスパス ルイ・ヴィトン大阪で開催される。会期は9月28日〜2024年2月4日。

ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)が開催する、アート公募展「When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード」。シャブリワインのピュアな魅力を伝えるアーティストたちの作品にかける思いや、審査のなかで見えてきたシャブリの魅力に迫る。