
「瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019」展が富山県美術館で開催。詩人と画家の共鳴・創造に光を当てる
美術評論の分野でも活躍した詩人・瀧口修造と、独創的な版画作品を手がける加納光於。4半世紀にわたって創造的な交流を持った2人の精神と創造に光を当てる展覧会「瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019 詩人と画家の 出会い 交流 創造」が、富山県美術館で開催される。会期は2019年11月1日~12月25日。

美術評論の分野でも活躍した詩人・瀧口修造と、独創的な版画作品を手がける加納光於。4半世紀にわたって創造的な交流を持った2人の精神と創造に光を当てる展覧会「瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019 詩人と画家の 出会い 交流 創造」が、富山県美術館で開催される。会期は2019年11月1日~12月25日。

美術評論家連盟は29日、「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付決定に対する「抗議声明」を萩生田文部科学大臣と宮田文化庁長官に送付したことを発表した。

キュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を究極まで推し進めた画家・坂田一男。その全貌に迫る展覧会「坂田一男 捲土重来」が、東京ステーションギャラリーで開催される。監修を務めるのは、造形作家で研究者の岡﨑乾二郎。会期は12月7日〜2020年1月26日。

東京・上野の国立国会図書館 国際子ども図書館で、「絵本に⾒るアートの100年―ダダからニュー・ペインティングまで」展が開催される。本展では20世紀初頭から現代にいたるまで、芸術思潮と絵本の関わりを前・後期あわせて約300点の資料で紹介。会期は10⽉1⽇〜2020年1月19日(展示替えあり)。

「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催。本展では「日本デザインコミッティー」のメンバーである深澤直人、原研哉、隈研吾、佐藤卓といったデザイナーたちのスケッチや図面、模型を紹介。会期は11月22日〜2020年3月8日。

重層的な青の抽象画や深い色彩のモノクローム作品で知られるフランシス真悟の個展「Subtle Impressions」が、東京・南麻布のMISA SHIN GALLERYで開催されている。会期は11月2日まで。

2005年の設立以来、近現代の美術作品を取り扱うオークションを開催してきた株式会社マレットジャパン。その最新のオークションが、9月27日の15時より東京・木場にて開催された。今回注目された作品の落札結果をレポートする。

「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円についてが不交付決定になった件を受け、9月27日、東京藝術大学前や京都の文化庁舎前でデモが行われた。

香川県丸亀市に位置する大名庭園「中津万象園」を舞台に、evalaと鈴木昭男というふたりのサウンド・アーティストによる展覧会「聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男 」がスタートした。

9月29日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

自作のオブジェを被写体とした写真作品や、コラージュ、版画、ドローイングなどを制作する上田良(うえだ・やや)の個展「空間連動朝機」が、東京都墨田区のgallery TOWEDで開催される。会期は10月11日~27日。

世界各地で行われてきた染織技法の一つである「絣」。素朴な幾何学文様から複雑で精緻な絵画文様まで、「絣」の様々な表現に着目した展覧会が開催された。染織技法から見えてくる世界各地の地域の特色と現在、そして織物が内包するものについて、小山市立車屋美術館学芸員の中尾英恵がレビューする。

文化庁があいちトリエンナーレ2019に対し、補助金の全額不交付を決めた問題で、撤回を求める声が急増している。

メディア・アーティストで筑波大学准教授の落合陽一が総合監修し、東京・お台場の日本科学未来館に新しく加わる常設展示の名称が「計算機と自然、計算機の自然」に決定。展示内容についても発表された。

あいちトリエンナーレのあり方検討委員会とあいちトリエンナーレ実行委員会は、共同で国際フォーラム「『情の時代』における表現の自由と芸術」を開催する。日程は10月5日と6日。

岡山市内各所を舞台に開催される芸術祭「岡山芸術交流」。2016年の初回に続く第2回「岡山芸術交流2019 IF THE SNAKE もし蛇が」が、開幕した。ピエール・ユイグをアーティスティックディレクターに迎える今回の見どころとは?

あいちトリエンナーレ2019参加作家によるプロジェクト「ReFreedom_Aichi」が、文化庁の補助金不交付決定に反対するキャンペーンをchange.orgでスタートさせた。

文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円について、不交付決定となったことが荻生田文部科学大臣によって明らかにされた。

ドイツ人彫刻家シュテファン・バルケンホールは、80年代のデビュー以降、人物や動物、建築などをモチーフに、1本の木から台座ごと掘り出す人体彫刻、その背景としての役割を担うようなレリーフなど、荒く削られた木やブロンズに着彩を施した彫刻作品を制作。ヨーロッパを中心に国際的に活躍してきた。日本国内においては、2005年、国立国際美術館と東京オペラシティアートギャラリーにおいて初個展「シュテファン・バルケンホール:木の彫刻とレリーフ」を開催し、大きな話題を呼んだ。今回、8年ぶり3度目となる小山登美夫ギャラリーでの個展(9月7日〜10月5日)のために来日した作家に話を聞いた。

東京・六本木のシュウゴアーツで、10⽉19⽇まで開催中の彫刻家・⼾⾕成雄の個展「視線体」。無数の視線の集積によって彫刻がつくられるという、独自の理論で制作をつづけ、高い評価を受けてきた。半世紀におよぶ制作活動と積みあげられた思索、そして彫刻家として自認する使命について、埼玉・秩父の戸谷のアトリエで聞いた。