マシュー・バーニーの『リダウト』が東京都写真美術館ホールで再上映。『クレマスター』全5部作と『拘束のドローイング9』も

マシュー・バーニーによる最新のフィルム作品『リダウト』と『クレマスター』サイクル全5部作、『拘束のドローイング9』のプログラム上映が、2月29日〜3月15日に東京都写真美術館ホールで行われる。※本公演は延期となりました

NEWS / HEADLINE

知ると、もっとおいしい。多角的な視点から和食に迫る特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が国立科学博物館で開催

外来の文化を受容しながら発展し、いまもなお変化し続ける「和食」。今回、多角的な視点からその歴史と魅力に迫る特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が、東京・上野公園の国立科学博物館で開催される。会期は3月14日〜6月14日。

NEWS / EXHIBITION

女性アーティストに限定。「AWARE Prize」が「アーモリー・ショー」に誕生

女性アーティストに捧げられたアートプライズ「AWARE Prize」が、今年3月5日〜8日にニューヨークで開催されるアートフェア「アーモリー・ショー」で誕生する。女性アーティストの個展を行うギャラリーを対象に選考が行われ、受賞アーティストまたはそのエステートには1万ドルの賞金が授与される。

NEWS / HEADLINE

アメ横の居酒屋を舞台に。アーティスト・中澤大輔が手がけるサウンドインスタレーション「Passage Tells: Ameyoko」をチェック

アーティスト・中澤大輔によるサイトスペシフィック・サウンドインスタレーションのシリーズ「Passage Tells Project」。その4作目が、東京・上野の商店街「アメ横」を舞台に、立ち飲み居酒屋「魚草」で展開されている。会期は4月19日まで。

NEWS / EXHIBITION

ジェイソン・モランが学んだジョーン・ジョナスの教えとは? 他者とリンクする『“SKATEBOARDING” Tokyo』の試み

1960年代からニューヨークを拠点にパフォーマンスと映像インスタレーションを融合させた表現を続けてきたジョーン・ジョナス。その活動を記念して、2019年12月に京都で大規模なパフォーマンス公演『Reanimation』(2012年初演)が行われた。雪や動植物をモチーフに、人間中心的ではない時間や世界観を示すその内容は、近年のジョナスの関心のありようを動的に伝えるものだが、この記事では舞台上の彼女から視点を少し左にずらして、舞台下手にいた「演奏者」に移動してみたい。

INSIGHT

構造化されたキャンバスが生み出す「子供の情景」とは。池田剛介評「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」展

造形作家でありながら、教育活動、批評、研究、展覧会企画など、あらゆるジャンルにおいて深淵な洞察力をもって活動を展開してきた、岡﨑乾二郎。その活動の全貌を展覧する個展が、豊田市美術館で開催。初期作品「あかさかみつけ」シリーズから最新の絵画作品までを俯瞰することで浮かび上がる、その本質とは? アーティストの池田剛介が迫る。

REVIEW

ファッションデザインで世界に伝える日本人女性の強さ。「森英恵 世界にはばたく蝶」が水戸芸術館で開幕

1950年代より衣裳デザインで活躍し、1977年には初の東洋人デザイナーとしてパリ・オートクチュール組合に所属するなど、日本人ファッションデザイナーの草分けとして活動してきた森英恵。その仕事の軌跡と思想をたどる展覧会が、水戸芸術館で開幕した。(本展は水戸芸術館の臨時休館によって4月2日で閉幕)

NEWS / REPORT

ハマスホイはなぜ室内画を描いたのか? 19世紀デンマークの時代背景から読み解く

「北欧のフェルメール」とも称されるデンマークを代表する画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。2008年には国立西洋美術館で初めて展覧会が開かれ、2020年にはその画業と同時代のデンマーク絵画を紹介する展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」が東京都美術館で開催されるなど、高い人気を集める画家だ。ハマスホイの特徴である「室内画」はなぜ生まれたのか? 19世紀デンマークの時代背景から紐解く。

INSIGHT