
「関西の80年代」展から岡本太郎、塩田千春展まで。この夏注目の展覧会をピックアップ(西日本編)
夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは西日本で見ておきたい展覧会をまとめてご紹介する。

夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは西日本で見ておきたい展覧会をまとめてご紹介する。

夏休みを利用して訪れたい、編集部が注目する展覧会を東京、東日本、西日本の3つにわけてピックアップ。ここでは東京で見ておきたい展覧会をまとめてご紹介する。

作品を匿名の形式で出品し、オンラインでオークション販売する新たなサービス「匿名希望画廊」が始まった。第1回の開催は8月5日〜9月5日。

ストックフォトなどから選んだポートレートを印刷・加工したものを撮影し、それをもとに絵画作品を描くという手法で制作を続けているアーティスト・大西晃生。その新作個展「大切な人たち(ではない)」が名古屋のBDギャラリーで開催される。会期は8月12日〜9月6日。

今週開幕する/閉幕する展覧会や芸術祭のなかから、とくに注目したい6つをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

日本屈指の温泉地であり、個展形式の芸術祭「in BEPPU」開催地としても知られる別府。この市街地を会場に、塩田千春の個展「巡る記憶」が開幕した。会期は10月16日まで。

「鎧と人間」をテーマに制作を続ける現代美術作家・野口哲哉。その立体作品、新作平面作品、スケッチ、ドローイングなどによってその世界観に迫る個展「armored space」が銀座 蔦屋書店で開催される。会期は8月16日〜8月31日。

東京・渋谷のギャラリー「biscuit gallery」が、若手キュレーターのサポート企画「biscuit gallery Curator Projects」をスタート。松江李穂のキュレーションによる、菊谷達史と前田春日美の二人展を開催する。

9月17日~19日の3日間に開催が予定されている「六本木アートナイト2022」のプログラム全貌が明らかにされた。村上隆をメインプログラム・アーティストに迎え、六本木の街全域を会場に約70組のアーティストによる約100の多様なプログラムが展開される。

マシュー・バーニーの『リダウト』(2018)や『拘束のドローイング9』(2005)とともに、他監督の関連映画4本を上映する特集上映会マシュー・バーニー『リダウト』プラスが、東京都写真美術館ホールで開催される。会期は8月16日〜9月4日。

建築におけるデジタルプロセス、人とロボットとの協働、技術的・文化的相互作用を追求する展覧会「Kizuki-au 築き合う-Collaborative Constructions」が、愛知・常滑市内の会場で開催中。その様子を関係者の言葉とともにレポートする。

新たな国際アニメーション映画祭「ひろしまアニメーションシーズン2022」が、広島市各所を舞台に開催される。会期は8月17日~21日。

書家の山本尚志を中心とする新しい書の運動「ART SHODO」。国際的に認知され進化する現代美術としての書を、清水穣がレビューする。

長野県諏訪郡下諏訪町に生まれ、同地を拠点に制作を続け、日本概念派の旗手となった松澤宥。生誕100年となる2022年2月2日に彼の生涯をたどる回顧展が長野県立美術館で開幕した。初期から晩年にかけての詩作から絵画や立体作品も含めたその全貌を、椹木野衣がレビューする。

フランス人写真家・アンヌ ドゥ ヴァンディエールによる、シャネルの職人たちの「手」にフォーカスした写真展「àmains levées シャネルを紡ぐ手」展が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催される。会期は8月31日〜10月2日。

自身が設けたルールに沿って、世界各地の地表を捉える写真作品を手がけてきた松江泰治。東京の都市模型を被写体とした新作展「makietaTYO」がTARO NASUで、「CC」「makieta」の2シリーズを紹介する個展「松江泰治 マキエタCC」が東京都写真美術館にてそれぞれ開催された。地上から撮影した「CC」、空から撮影した「JP-」、そして模型を撮影する「makieta」の手法が露出させる政治的な意味や、眺める主体について清水穣が論じる。

東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」が2023年8月に活動を終了。同年、新アートセンターが八重洲にオープンする。

中ザワヒデキや草刈ミカらが中心となり、人工知能(AI)の持つ美意識や創作の可能性を探究している「人工知能美学芸術研究会」(AI美芸研)が、長野・上伊那郡の中川村で「人工知能美学芸術展:美意識のハードプロブレム」を開催した。「アンフォルメル中川美術館」「ハチ博物館」など多様な文脈を持つ会場では、40名弱の作家が展示。本展においてAIの美芸に隠された無意識、つまり他者性はどのように表れていたのか? 椹木野衣がレビューする。

神戸市と神戸ウォーターフロント開発機構が、今年1月より実施している「神戸ウォーターフロントアートプロジェクト」。その第4弾として、世界的なストリートアーティスト・JRによる「Inside Out Project KOBE ~WATERFRONT AREA~」が神戸ウォーターフロントエリアにて開催される。会期は8月15日〜28日。

刺繍という手法を用いて独自の作品を制作する沖潤子の個展「沖 潤子 さらけでるもの」が神奈川県立近代美術館 鎌倉別館にて開催される。本展は沖にとって初めての美術館での個展となる。会期は9月17日〜2023年1月9日。