樂家450年の名碗が集結! 「茶碗の中の宇宙」展が東京に凱旋

ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で約19万人を動員、約450年の歴史を持つ日本の伝統的な陶芸「樂焼」の名碗が揃う大規模な展覧会「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が、京都と東京の国立近代美術館で開催。樂家初代長次郎や本阿弥光悦の作品など、重要文化財が一挙に公開される。

NEWS / EXHIBITION

「日本画」という移動ルート。 村上春樹『騎士団長殺し』を美術で読み解く

2月24日、村上春樹の新刊長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)が発売された。長編作品としては、2010年に刊行された『1Q84 BOOK3』から実に7年ぶりとなった本作は、肖像画家の「私」を主人公に、美術が大きな要素として全編を貫いている。その『騎士団長殺し』をインディペンデント・キュレーター、長谷川新が独自の視点で読み解く。(本稿には物語の詳細に触れる箇所が含まれています)

INSIGHT

ギャラリストの新世代  ASAKUSA  大坂紘一郎+マテウシ・サピジャ

「SCAI THE BATHHOUSE」(東京・谷中)でキュレーターを務める大坂紘一郎が2015年10月に設立した「ASAKUSA」(東京・西浅草)。ここでは、国内外の作家による社会に根ざした表現を紹介するとともに、キュレーター間の協働を推進してきた。ASAKUSAが日本のアートシーンにおいて目指す役割について、大坂に話を聞いた。

INTERVIEW

札幌に黒柳徹子が登場!? メディア史を紐解く、札幌国際芸術祭2017公式プログラム「トット商店街」レポート

今年8月6日から開催される「札幌国際芸術祭 2017」(Sapporo International Art Festival 2017 略称:SIAF[サイアフ]2017)。その公式プログラム「トット商店街」が、札幌の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」大通会場(2月6日〜12日)で開催された。芸術監督として参加したスタディスト・岸野雄一による雪像と音楽影絵の劇を、レポートする。

INSIGHT / PROMOTION

陶芸家・鹿児島睦の世界を伝える「図案」と「造形」

福岡を拠点に活動し、植物や動物をモチーフにした図案を施した器やオブジェを制作する陶芸家でアーティストの鹿児島睦(かごしま・まこと)。「#鹿児島睦展」が、福岡市・天神の三菱地所アルティアムと、太宰府市の太宰府天満宮の2会場で、3月12日まで開催されている。

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