ホテルオークラ東京では、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」を行うメセナ活動の一環として、チャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」を1994年より行ってきた。
今回で23回目を迎える本展のテーマは「佳人礼讃」。女性を主題とした肖像画や風俗画を中心に、西洋画、日本の洋画、日本画の73点を公開する。
本展は、西洋絵画と日本の洋画に描かれた女性像に注目する第1章、「美人画」の二大巨匠、上村松園と鏑木清方の作品を展示する第2章、そして物語場面や日常の情景に登場する、表情豊かな人々にスポットを当てた第3章で構成。
芸術表現の大きなテーマの1つである「人々の姿」。絵画に描かれた佳人の姿を堪能できる展示となっている。