第12回

絵画は誰のものだろう 「だれかのなにか」展

絵画作品を数多く手がける名知聡子と西山弘洋が、グループ展「だれかのなにか」を今年1月に名古屋市民ギャラリー矢田で開催した。来場者からモチーフとなる写真を提供してもらい、それらのイメージをもとに2人の画家が会期中にアクリル壁にペインティングをしていく本展を、鈴木俊晴がレビューする。

アートの秘密を解き明かす!?  3月号新着ブックリスト

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年3月号では、これまで語られてこなかった作品、美術界の舞台裏など、美術界の様々な謎や秘密にアプローチする4冊をを取り上げた。

INSIGHT

PREMIUM

日本のガウディと呼ばれる男。建築家・梵寿綱インタビュー

1983年、早稲田大学前にそびえる奇怪な集合住宅「和世陀」(わせだ)をつくった建築家・梵寿綱(ぼん・じゅこう)。アーティスティックな彼がつくる建物は、いまなお斬新で、生命力にあふれている。梵寿綱とはいったい何者なのか。彼の言葉を通して、その迷宮の扉が開く。

INTERVIEW