第109回

折元立身が引っ張るものとは? 椹木野衣が見た「キャリング・シリーズから」展

実母との共同制作による「アート・ママ」などで知られる折元立身が、母を亡くして以来国内初となる個展「キャリング・シリーズから」を開催した。世界各地で手に入れたものを担ぐパフォーマンス「キャリング」シリーズの記録で構成された本展を、椹木野衣がレビューする。

REVIEW

短期連載:長谷川新の三大芸術祭レビュー① ミュンスター彫刻プロジェクト2017

2017年は、ヨーロッパを代表する三大芸術祭──ヴェネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ、ミュンスター彫刻プロジェクト──が同時期に開催される、10年に1度のメモリアル・イヤーだ。インディペンデント・キュレーターの長谷川新が、現地を視察。レビューを短期連載する。第1回は、ドイツのミュンスターで開催されている「ミュンスター彫刻プロジェクト2017」を取り上げる。

NEWS / REPORT

セゾン文化財団が舞台芸術にかかわる活動や事業をサポート。2018年度の公募開始

今年で活動30周年を迎えるセゾン文化財団が、『現代演劇・舞踊対象 公募プログラム』の2018年度の募集を開始した。現代演劇、コンテンポラリーダンス、パフォーマンスを対象とし、採択された場合には、資金だけでなく稽古場やワークショップ会場、さまざまなノウハウが提供される。

NEWS / HEADLINE

真鍋大度と阿部一直が語る、 ダン・フレイヴィンから連なる「メディア・アートへの系譜」

ミニマリズムを代表するアーティストとして知られるダン・フレイヴィンの個展が現在、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されている。蛍光灯だけを使い、数々の名作を生み出したフレイヴィンの魅力とは何か? そしてその作品はどこにつながっているのか? ライゾマティクスリサーチを率い、光を使った表現を数多く生み出す真鍋大度と、YCAMでアーティスティック・ディレクターを務め数々のメディア・アート展を手がけてきた阿部一直が語る。

INTERVIEW / PROMOTION