ついに全面開館! 富山県美術館オープニング展で「生命」をテーマにした名作が集結

8月26日に全面開館する富山県美術館で、開館記念展 Part 1「生命と美の物語 LIFE - 楽園をもとめて」が開催。印象派から現代アートまで、幅広い約170点の作品が展示される。会期は8月26日〜11月5日。

ロベール・ドローネー ブレリオに捧ぐ 1914 グルノーブル美術館蔵

 前身の富山県立近代美術館が生まれ変わり、「アートとデザインをつなぐ美術館」として新たに開館する富山県美術館。今年3月から、アトリエやレストラン、屋上庭園など一部がオープンしていたが、8月26日にいよいよ全面開館を迎える。

 開館記念展の第一弾となる本展では、古今東西の芸術家たちが取り上げてきた根源的なテーマである「生命=LIFE」に焦点を当てる。「LIFE」を「『すばらしい世界=楽園』をもとめる旅」ととらえ、「子ども」「愛」「日常」「感情」「夢」「死」「プリミティブ」「自然」という8つの章で展示を構成。

 ルノワールなどの印象派から、クリムト、シーレなどのウィーン世紀末美術、ピカソ、シャガールなどの20世紀のモダンアート、青木繁、下村観山などの日本近代絵画、折元立身、三沢厚彦などの現代アートまで、約170点の作品を通し、生命と美の深い関わりを考察する。

ワシリー・カンディンスキー 軟らかな中に硬く 1927 セゾン美術館

編集部

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