写真家・池田晶紀が写す「自然」のすがた。初の大規模個展をSPIRALで開催

写真家の池田晶紀が初の大規模な個展を東京・南青山のSPIRALで開催。写真作品のほか、カメラをモチーフとした巨大な立体作品などが展示される。会期は8月29日〜9月10日。

DOUBLE NATURE © 2017 Masanori Ikeda

 ポートレートシリーズ「休日の写真館」などで知られるほか、雑誌や広告などでも数多くの撮影を手がける写真家・池田晶紀。2011年にグラフィックデザイナー・アートディレクターの菊地敦己のキュレーションによる個展「ダブルネイチャー」を開催して以来、水草水槽を写した写真を中心に、独自の目線で「自然」を見つめる作品を制作・発表してきた。

 本展は、その活動の集大成であり、新作を含めた初の大規模個展となる。会場には写真作品のほか、本展のために制作したカメラがモチーフの立体作品、人力移動式サウナ《CAMARA》も展示。カメラの語源である「小さな部屋」=サウナ室の中に入り、窓から見える風景を楽しむことができる。

 会期中には、編集者・ノンフィクション作家の新井敏記、「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里、イラストレーターの多田玲子をゲストに迎え、トークイベントも開催される。

編集部

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