カテランの“バナナ”が約9.6億円で落札。中国コレクターの手に
11月20日、ニューヨークのサザビーズでマウリツィオ・カテランの“バナナ”作品《Comedian》(2019)が、620万ドル(約9億6000万円)で落札された。
11月20日、ニューヨークのサザビーズでマウリツィオ・カテランの“バナナ”作品《Comedian》(2019)が、620万ドル(約9億6000万円)で落札された。
人間国宝の染織家・志村ふくみの足跡をたどる特別展「志村ふくみ 100 歳記念 ―《秋霞》から《野の果て》まで―」が、東京・虎ノ門の大倉集古館で開幕した。会期は2025年1月19日まで。
千葉県市原市にある市原湖畔美術館で開催中に「かみがつくる宇宙―ミクロとマクロの往還」(〜2025年1月13日)。本展の狙いを企画者であり市原湖畔美術館館長代理の前田礼に聞いた。
サントリー美術館で、「儒教のかたち こころの鑑 一日本美術に見る儒教一」展が開催される。儒教の教えが日本社会に根付き、各時代の美術作品に反映されてきた様子をたどるものだ。会期は11月27日〜2025年1月26日。
大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」が来年3月20日より開催。それに先立ち、展覧会に関する詳細が発表された。
過去2期にわたり、累計116万人が来場した「デザインあ展」。これをアップデートした「デザインあ展neo」が、2025年春にTOKYO NODEで開催される。
三菱UFJ フィナンシャル・グループが、工芸の伝統と革新を支援する「MUFG 工芸プロジェクト」の一環として、 若手工芸作家の作品展示・販売機会等を支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」を開催する。
広島市現代美術館で、地元出身の作家・原田裕規による美術館初の大規模個展「原田裕規:ホーム・ポート」が開催される。会期は11月30日〜2025年2月9日。
東京・八重洲のアートセンターBUGで、吉田志穂による個展「印刷と幽霊」が12月1日まで開催中だ。主に写真プリントやプロジェクターで投影したイメージを作品素材に用いてきた吉田が、今回初めて挑んだのは「印刷物」だった。本記事では、展覧会の告知物デザインのみならず、本展全体に深くコミットしたデザイナー・小池俊起と吉田による対談をお送りする。ふたりが展示に込めた意図と、目指した地点はどのようなものだったのだろうか。
スウェーデン国立美術館の素描コレクションから、ルネサンスからバロックまでの名品を選りすぐって紹介する展覧会「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで」が国立西洋美術館で開催される。会期は2025年7月1日〜9月28日。
ナチス・ドイツが略奪したエゴン・シーレの絵画《ひまわり》。その数奇な運命を巡る実話に基づいた映画『オークション ~盗まれたエゴン・シーレ』が、2025年1月10日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国ロードショーされる。
2025年1月のグランドオープンに向けて、2018年より解体・新築工事を行ってきたGinza Sony Park。工事中の同施設を舞台に、玉山拓郎、SHUN SUDO、山口幸士といった、Ginza Sony Parkにゆかりのあるアーティストらの作品を展開する「ART IN THE PARK(工事中)」が12月1日まで開催されている。
アルフォンス・ミュシャの作品が最先端のプロジェクション技術で蘇る没入型展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が、渋谷ヒカリエにて開催される。会期は12月3日〜2025年1月19日。
東京・六本木の国立新美術館が、来年3月からの「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」の開催費用の一部をクラウドファンディングで募集している。
世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」。その第35回受賞者がオークラ東京に会し、記者会見と記者懇談会を行った。
世田谷文学館で、マンガ家・士郎正宗による自身初の大展覧会「士郎正宗の世界展 ~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~」が開催される。会期は2025年4月12日〜8月17日。
東京都美術館で、上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」とコレクション展「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」が開幕した。会期はともに2025年1月8日まで。ふたつの展覧会の様子をレポートする。
平安文学をテーマにした日本美術の名品を紹介する「平安文学、いとをかし―国宝『源氏物語関屋澪標図屏風』と王朝美のあゆみ」が東京・丸の内の静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)で始まった。会期は2025年1月13日まで。
長期休館中の東京都江戸東京博物館(江戸博)。その仮囲いを同館コレクションをもとに彩るプロジェクト「TOKYO CITY CANVAS」が公開されている。
リスボンにあるカルースト・グルベンキアン財団の近現代美術館「Centro de Arte Moderna(CAM)」が9月21日新装オープンした。改修・拡張された建築と庭園のあいだにつくられ、日本の現代アーティストらを招いたプログラム名ともなった「エンガワ」と、同地出身のレオノール・アントゥネスによる柿落とし展について現地からリポートする。