今年8月、フェルメールの代表作《真珠の耳飾りの少女》を目玉とする展覧会のタイトルが「フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展 17世紀オランダ絵画の名品、奇跡の再来日」に決定した。会場は大阪中之島美術館。会期は8月21日〜9月27日。

本展では、フェルメール初期の重要作品《ディアナとニンフたち》の出品も決定。マウリッツハイス美術館が所蔵する3作品のフェルメール作品のうち、2作品が本展のために来日する、またとない機会となる。
同作は、寡作であったフェルメールのもっとも初期の作品。神話に題材をとった唯一の作品である。ローマ神話の月と狩猟の女神ディアナが、侍女たちのニンフ(森の精)に足を洗わせている。1876年にマウリッツハイス美術館が入手したが、そのときは別の画家ニコラース・マースの偽の署名が入っており、マースの作品と思われていた。しかし19世紀末の修復で、JVMeerという署名が見つかり、当時ほとんど知られていなかったフェルメールの作品とされた。

本展ではこのほか、17世紀オランダの重要作品であるヤン・ステーン《老いが歌えば若きが笛吹く》、パウルス・ポッテル《水に映る牛》、マリア・ファン・オーステルウェイク《装飾的な壺の花》などもあわせて展示される予定だ。























