
今週末に見たい展覧会ベスト10。運慶から「あいち2025」、KOGEI Art Fair Kanazawaまで
今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

ミケランジェロによる未確認の素描が新たに発見され、2026年2月にクリスティーズ・ニューヨークで競売される。システィーナ礼拝堂天井画のための習作と確認され、市場に現れるのは史上初となる。

富士山麓の織物産地・富士吉田を舞台に2021年から開催されている「FUJI TEXTILE WEEK」。今年の芸術祭は「織り目に流れるもの」をテーマに、土地の記憶と不可視の流れに光を当てる。その様子をレポートする。

東京都庁で大晦日に行われる「Happy New Year Tokyo 2026」。蜷川実花with EiMの世界観で彩られたプロジェクションマッピングが実施される。

香港サザビーズで開催された「岡田美術館所蔵アジア美術の名品」オークションが、約138億4200万円を記録し、全ロット落札の「ホワイトグローブ」を達成した。

アートセンターBUGで、やんツーの新作個展「浮遊する器官」が開催される。会期は2026年2月25日〜4月5日。

アジアを中心にクィア・アートの歴史と現在を可視化してきた国際展「Spectrosynthesis」が、2027年に東京都現代美術館で開催される。

上野にある東京藝術大学大学美術館で、「芸術未来研究場展」が11月30日まで開催中だ。藝大における社会連携の取り組みを通じて、いかにして「アートの社会実装」をすることができるのかを具体的な事例とともに紹介している。

20世紀美術を代表するロバート・ラウシェンバーグが、アジアでの経験を通じて築いた文化交流の軌跡を紹介する初の展覧会「Robert Rauschenberg and Asia」が香港のM+で開幕した。

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館で、コスチューム・インスティテュートによる展覧会「Costume Art」が開催される。グレートホールに隣接する新設の「Condé M. Nast Galleries」が会場となる。会期は2026年5月10日〜2027年1月10日。

LEXUSは、2013年にスタートさせた国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD」を「Discover Together」と改め、新たな取り組みを開始すると発表した。

川崎市岡本太郎美術館が、2026年3月30日から29年3月末までの予定で改修工事を行う。

神奈川県立近代美術館 葉山で、「没後10年 江見絹子ー1962年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作品を中心にー」が開幕した。会期は2026年2月23日まで。

新たな展示スペースとして、「エスパス ルイ・ヴィトン ニューヨーク」がオープンし、ギュスターヴ・カイユボットの特別展覧会が開催された。

東京ステーションギャラリーで、洋画家・小林徳三郎の初となる回顧展が開幕した。会期は2026年1月18日まで。

東京・六本木の泉屋博古館東京で、住友家歴代当主が育んできた能楽と茶の湯の文化に注目した2025年秋季企画展「もてなす美 ―能と茶のつどい」が開幕した。会期は12月21日まで。

世田谷美術館で、ファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の創設30周年を記念する展覧会「つぐ minä perhonen」展が開幕した。

1940年制作のフリーダ・カーロの自画像《El sueño(La cama)》が、サザビーズ・ニューヨークにて約86億円で落札され、女性アーティスト作品のオークション記録を塗り替えた。

メゾン ヴァレンティノが、最新アクセサリー《ヴァレンティノ ガラヴァーニ “ドゥ ヴェイン(DeVain)”》を主役としたデジタル・クリエイティブプロジェクトを発表した。9名の国際的アーティストが参加し、各自のアプローチでバッグを再解釈するビジュアルストーリーを展開する。

ヴェネチア・ビエンナーレ2026に向け、日本館が大規模なファンドレイジングをスタートさせた。