「境界」からの離脱・解体。11日間の「インターアジア木版画実践」を目撃せよ
アジア各地の木版画による芸術・文化実践に焦点を当てた「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐 」(脱境界:インターアジアの木版画実践)が東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館2階でスタートした。編集部は開幕前日に会場となる藝大陳列館を訪問。設営中の様子も含めて、会場や作品の一部を紹介する。会期は4月28日〜5月8日の11日間。
アジア各地の木版画による芸術・文化実践に焦点を当てた「解/拆邊界 亞際木刻版畫實踐 」(脱境界:インターアジアの木版画実践)が東京・上野の東京藝術大学大学美術館 陳列館2階でスタートした。編集部は開幕前日に会場となる藝大陳列館を訪問。設営中の様子も含めて、会場や作品の一部を紹介する。会期は4月28日〜5月8日の11日間。
キュレーターを建築家の大西麻貴が、副キュレーターを建築設計事務所、o+hの共同代表を務める百田有希が務める「第18回ヴェネチア・ビエンナー 国際建築展」の日本館展示。その詳細が発表された。
イタリア・ミラノで「ミラノ・デザインウィーク2023」(4月17日~23日)が4年ぶりに通常4月の会期で開催された。エネルギーの再利用とリサイクル、再生、持続可能性にフォーカスされた今回のサローネの様子を、ミラノ在住のジャーナリスト・高橋恵がレポートする。
金沢21世紀美術館に、巨大なバルーンの泣き笑い絵文字が登場した。これは、「コレクション展1 それは知っている:形が精神になるとき」の出品作品のひとつだ。
プラダが5月12日・13日の2日間、「PRADA MODE」の第9弾を東京都庭園美術館で開催。多数のプログラムを展開する。
松竹株式会社は今年秋、東劇ビルの隣接地に中銀カプセルタワービルのカプセルを再活用した新スペース「SHUTL(シャトル)」を新たにオープンさせる。
オークションハウスのサザビーズが、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーのプライベート・コレクションのオークションを9月に実施。合わせてコレクションの展覧会も開催される。
映画『プラダを着た悪魔』(2006)や、テレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(1998〜2004)で衣裳デザイナーおよびスタイリストとして活躍したパトリシア・フィールド。その半世紀をかけて蒐集したアートコレクションを紹介する展覧会「ハウス・オブ・フィールド」展が、山梨の中村キース・ヘリング美術館で開催される。会期は6月3日〜2024年5月6日。
2023年3月に都内で初めて「歩行者利便増進道路(以下、ほこみち)」に指定された東京港区の新虎通りで「ミューラルアートプロジェクト」がスタートした。壁画を手がけるのは、アメリカ出身のアーティストであるタイラー・ホッブスだ。
フォーヴィスム(野獣派)で知られる20世紀の代表的な画家、アンリ・マティス。その日本では約20年ぶりとなる大規模な回顧展が、ポンピドゥー・センター/国立近代美術館の全面的協力を受けて、東京都美術館で開幕した。会期は8月20日まで。
渦状に巻いた銅線のパーツから立体作品をつくり上げる彫刻家・西島雄志。その個展「瑞祥 zui-shou ―時の連なり―」が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。会期は4月28日〜6月4日。
関西でもっとも長い歴史を持つ現代アートフェア「ART OSAKA」が、今年の出展ギャラリーを発表した。昨年の20周年を記念して新たに設立された、大型作品を紹介する「Expanded」セクションは今年さらなる拡張を見せる。
2022年に東京都現代美術館で発表された、藤井光による日本の戦争絵画をめぐるインスタレーション作品。それらをすべて解体・組み直して制作したボックス&インスタレーション作品《日本の戦争美術 1946》全153点が、オンライン展覧会として公開される。
早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室で、「2023年度春季企画展推し活!展―エンパクコレクションからみる推し文化」が始まった。「集める」「共有する」「捧げる」「支える」の4章を通して、近年話題の「推し活」という現象を紐解く試みとなっている。会期は8月6日まで。
群馬・前橋市のアーツ前橋の特別館長に南條史生が、館長に出原均が就任することが発表された。就任日は5月1日。
根津美術館恒例の尾形光琳作・国宝「燕子花図屏風」の展示が始まった。今年はこの代表作を中心に、尾形光琳が生きた時代に制作された多様な作品から俯瞰し、その位置づけの可能性を拡げる興味深い試みからアプローチする(会場および作品の撮影は特別に許可を受けています)。
日本を代表する影絵作家として知られる藤城清治。その作品を展示する藤城清治美術館が、ユニークな入館料設定で話題を集めている。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団は今シーズンより「Dramatic Series」を立ち上げる。この第1弾として、6月24日にリヒャルト・シュトラウスの歌劇『サロメ』を上演。日本国内から集結したキャスト、ドイツオペラに長けた同楽団音楽監督の沼尻竜典が参画する注目のオペラとなっている。
幕末から明治にかけて、土佐で活躍した絵師・金蔵。「絵金さん」と呼ばれ、祭りをはじめとした民衆文化の中で親しまれてきたこの絵師の実像にせまる展覧会「幕末土佐の天才絵師 絵金」が開幕した。
一貫して現実と対峙しつつ自らの内面を深く見つめ、そこから浮かび上がる人間のいる風景を描いた画家・麻生三郎。その生誕110年を記念する展覧会「麻生三郎展 三軒茶屋の頃、そしてベン・シャーン」が世田谷美術館で始まった。