NEWS

言葉がいざなう「ダンス」のかたち。『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』完成版が彩の国さいたま芸術劇場で上演

演劇作家・小説家の岡田利規がテキスト・演出を手がけ、ダンサー・振付家の湯浅永麻、映画監督・俳優の太田信吾がそれらを身体に取り入れ語り踊る『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』。本作の完成版が埼玉・彩の国さいたま芸術劇場にて9月1日〜4日に上演される。

NEWS / EXHIBITION

ピカソ「青の時代」から画業をとらえなおす大規模展。ポーラ美術館とひろしま美術館が共同企画

国内でも屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館とひろしま美術館が共同で「ピカソ 青の時代を超えて」を企画・開催。これまでの作品研究をもとにピカソの制作プロセスに焦点を当て、ピカソの作品を初期からとらえなおすものとなる。会期はポーラ美術館が9月17日〜2023年1月15日、ひろしま美術館が2023年2月4日〜5月28日。

NEWS / EXHIBITION

チェルフィッチュの〈映像演劇〉が初の東京上演へ。世界初公開の最新作『ニュー・イリュージョン』 とは

演劇カンパニー・チェルフィッチュによる〈映像演劇〉の最新作『ニュー・イリュージョン』。その作品が今回、東京・王子小劇場にて世界初公開される。チェルフィッチュにとって2021年2月の『消しゴム山』東京公演以来、1年半ぶりの東京公演であり、東京での初めての〈映像演劇〉の上演となる。会期は8月21日〜8月28日。

NEWS / EXHIBITION

和歌と造形表現の関わりを追う展覧会「歌枕」が提案する、一歩踏み込む日本美術の愉しみ

和歌に詠われることで特定のイメージに結びつけられた土地「歌枕」から、日本の美術の豊かさにアプローチする展覧会「歌枕 あなたの知らない心の風景」(6月29日〜8月28日)が、東京・サントリー美術館で始まった。現代では、“古典”として遠くなってしまった日本人の感性をふたたび共有することを試みる、同館ならではの挑戦の空間をレポートする。

NEWS / REPORT

彫刻家・名和晃平が最新作を十和田で公開。初期のドローイングとともにその思考を追う

今年9月に開館する十和田市地域交流センターを記念して、同館と十和田市現代美術館において、彫刻家・名和晃平の個展「名和晃平 生成する表皮(Genetarive Interface)」が始まった(十和田市地域交流センターは10月1日からを予定)。本展のための最新作とともに、大学院生時代のドローイングシリーズ「Esquisse」で構成される空間は、彼の創作の思考をたどれる貴重な体験を提供する。オープニング記念として催されたアーティスト・トークとともにレポートする。

NEWS / REPORT

加藤泉による巨大野外彫刻が恒久展示。フランス、ル・アーヴル市内広場で

絵を描くことで世界と接続し、根源的な芸術のあり方を追求する現代アーティスト・加藤泉。国内外で活躍中だが、今年の夏はフランス北西の港町ル・アーヴルで全長7メートル級の野外彫刻を制作した。これまででもっとも大きい作品にこもれびが戯れる光景を見ながら、その制作過程について聞いた。

NEWS / REPORT