MoMA、400点以上の写真コレクションをクリスティーズで売却へ
クリスティーズは2017年10月から18年4月にかけ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の写真コレクション400点以上をオークションで売却することを発表した。売却益は新たな作品購入資金に充てられる。
クリスティーズは2017年10月から18年4月にかけ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の写真コレクション400点以上をオークションで売却することを発表した。売却益は新たな作品購入資金に充てられる。
クリスティーズは5月15日から18日にかけて、ニューヨークで開催された20世紀美術の一連のオークションでの落札総額が8億4253万5375ドル(約935億2000万円)に達したことを明らかにした。これは落札予想総額6億7000万ドル(743億7000万円)を大きく上回る結果となっている。
クリスティーズ香港は、5月27日に香港コンベンションホールで「Contemporaries: Voices from East and West / Asian 20th Century & Contemporary Art」と題したイブニングセールを開催する。
ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作が、5月18日に行われたサザビーズ・ニューヨークのイブニング・セールでジャン=ミッシェル・バスキアの《Untitled》を約123億円で落札した。これはバスキアのオークション史上最高額となる。
サザビーズ香港で開催された一連のオークションで高額落札が相次いで記録された。なかでも、ジュエリーオークションでは希少なダイアモンドが約79億円という史上最高額を叩き出し、大きな注目を集めている。
オークションハウスのサザビーズは、4月3日に日本の抽象画の先駆的存在・山口長男の特別オークション「Yamaguchi Takeo – Composing Monochrome」を香港で開催する。
3月15日にニューヨークのクリスティーズで藤田美術館所蔵の中国美術品オークション(イブニングセール)が行われた。落札総額は2億6280万ドル(約301億円)に達し、予想を大幅に上回る結果。トップロットは陳容(ちんよう)の《六龍図》の約56億円となった。
日本最大級のアート見本市「アートフェア東京」を主催する「一般社団法人アート東京」は、「日本のアート産業に関する市場調査 2016」を実施、その市場規模を3341億円と推計・公表した。
クリスティーズは、3月6日にファッションデザイナー、ユベール・ド・ジバンシィ所蔵のディエゴ・ジャコメッティ作品のオークションを開催すると発表した。オークションに先立ち行われる下見会は、1986年にパリの装飾芸術美術館で開催されたジャコメッティ回顧展にインスピレーションを得たものとなるという。
オークションハウスのクリスティーズは2017年3月15日、「Important Chinese Art from the Fujita Museum (藤田美術館所蔵 中国美術の名品)」と題したオークションをニューヨークで開催する。同オークションでは大阪の私立美術館・藤田美術館所有のコレクションのなかから、30点超の選りすぐりの名品が出品。そのプレビューが12月8日、東京のクリスティーズ ジャパンで開催された。
オークションハウスのサザビーズジャパンは、11月1日付で同社代表取締役に平野龍一が就任したと発表した。
公益財団法人現代芸術振興財団は、10月25日にパリで開催されたオークション「ヘヴィー・メタル」セールで、同財団創設者であり、スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作が、LOT No.13のマーク・ニューソン《ポッド・オブ・ドロワーズ》を102万ユーロ(約1億1580万円)で落札したと発表した。
韓国の人気アイドルグループBIGBANGのメンバーで、アート・コレクターとしても知られるT.O.P(トップ)がサザビーズと初めてコラボレーション、ゲストキュレーターとしてデビューすることが決定した。オークションにはT.O.Pと親交があり、新鋭コレクターとして世界的に注目を集めるスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作や、アーティストの村上隆、名和晃平らが協力者として名を連ねており、収益の一部はアジアの新興アーティスト支援のため、ACC(非営利財団アジアン・カルチュラル・カウンシル)に寄付される。
2016年1月に他界したデヴィッド・ボウイはミュージシャンや俳優としての顔だけでなく、アート・コレクターとしての側面も持っていた。そのコレクションがロンドンのサザビーズで11月、「ボウイ/コレクター」と題したセールで公開される。サザビーズ・ヨーロッパの取締役会長オリバー・バーカーは同セールについて「多彩で、自由で、飾り気がない。デヴィッド・ボウイのコレクションは、20世紀最大の創造的精神の持ち主の一人の個人的な世界観を垣間見ることができるまたとない機会」とコメントしている。