2015年より大阪で開催されてきた国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA」が、今年12月11日〜13日にオンラインで開催される。
同フェアは、「ASIA IS ONE」を合言葉にアジア各国のアーティストから直接応募することができるもの。昨年は日本、韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、台湾、中国、マカオ、香港などの10ヶ国と地域から、約300組のアーティストが大阪に一堂に会した。
また、各国からのクリエイティブキーパソンから成る審査員およびアート・クリエイティブ分野を超えた業界関係者がレビュアーとし、審査員賞、レビュアー賞、スポンサー賞、グランプリを授与することも同フェアの特徴だ。
今年の特設オンラインサイトでは、テキストによるチャット機能や、カメラ・マイクを用いて会話ができる「オンライン会議機能」を搭載。これまでの展示会場での開催と同様に、出展アーティストが専用のバーチャル展示スペースに滞在し、作品についての質問など来場者と直接のコミュニケーションができる。また、作品やグッズもその場でのオンラインで販売される。
なお、一般来場者の参加アクセスは無料。ライブ配信を通じて、各国からの参加者によるカンファレンス、トークイベント、パフォーマンスや、フェア終了後、「UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE」としてのアーカイブ保存も予定されている。
物理的な制限を超えて、未知なる「アンノウン」なアーティストと出会う機会をお見逃しなく。