大阪発の国際アートフェア「UNKNOWN ASIA 2020」がオンラインで開催へ。リアルタイム会話機能も搭載

2015年に大阪で誕生した国際アートフェア「UNKNOWN ASIA」が、今年12月11日〜13日にオンラインで開催される。特設オンラインサイトでは、出展アーティストと来場者がリアルタイムで会話できる機能を搭載するほか、カンファレンスやトークイベント、パフォーマンスもライブ配信を通じて開催予定だ。

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 2015年より大阪で開催されてきた国際的なアートフェア「UNKNOWN ASIA」が、今年12月11日〜13日にオンラインで開催される。

 同フェアは、「ASIA IS ONE」を合言葉にアジア各国のアーティストから直接応募することができるもの。昨年は日本、韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、台湾、中国、マカオ、香港などの10ヶ国と地域から、約300組のアーティストが大阪に一堂に会した。

2019年の「UNKNOWN ASIA」のエントランス

 また、各国からのクリエイティブキーパソンから成る審査員およびアート・クリエイティブ分野を超えた業界関係者がレビュアーとし、審査員賞、レビュアー賞、スポンサー賞、グランプリを授与することも同フェアの特徴だ。

 今年の特設オンラインサイトでは、テキストによるチャット機能や、カメラ・マイクを用いて会話ができる「オンライン会議機能」を搭載。これまでの展示会場での開催と同様に、出展アーティストが専用のバーチャル展示スペースに滞在し、作品についての質問など来場者と直接のコミュニケーションができる。また、作品やグッズもその場でのオンラインで販売される。

2019年の「UNKNOWN ASIA」の会場風景

 なお、一般来場者の参加アクセスは無料。ライブ配信を通じて、各国からの参加者によるカンファレンス、トークイベント、パフォーマンスや、フェア終了後、「UNKNOWN ASIA 2020 ONLINE」としてのアーカイブ保存も予定されている。

 物理的な制限を超えて、未知なる「アンノウン」なアーティストと出会う機会をお見逃しなく。

編集部

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