アート・バーゼルのオンライン・ビューイング・ルームが開幕。コロナ禍や反人種差別に関する作品も登場
世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」のオンライン・ビューイング・ルームが、6月17日に開幕した。コロナ禍や反人種差別の抗議活動を反映した作品を含む、そのハイライトを紹介する。
世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」のオンライン・ビューイング・ルームが、6月17日に開幕した。コロナ禍や反人種差別の抗議活動を反映した作品を含む、そのハイライトを紹介する。
チームラボは、新型コロナウイルス感染予防対策に活用可能なツールとして、「チームラボガイドアプリ」の提供を開始した。来場者の位置に連動し、来場者のスマートフォンに展示物の解説、動画、画像等を自動表示するとともに、音声ガイドとしても利用可能となる。
アメリカ・スミソニアン博物館群のなかにある国立アフリカ系アメリカ人歴史文化博物館など3館は、アメリカで巻き起こっている抗議活動「Black Lives Matter」の関連資料を収集する方針を明らかにした。
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が横浜市と協働して進めるアーティストの育成支援プログラム「アーツコミッション・ヨコハマ」。同プログラムの2020年度の交付対象として6名のアーティストと5つの交付対象事業が決定した。
ニューヨークのニュー・ミュージアムが、初めてのオンラインでのアーティストレジデンシープログラム「Ensayos:Passages」を発表した。アーティストコレクティブ「Ensayos」がデジタルレジデンシーを通じ、エコフェミニズムなどに関する新作を制作して公開する予定だ。
新型コロナウイルス感染拡大により開催が中止された「コートールド美術館展 魅惑の印象派」神戸会場。その展示映像が展覧会公式サイトにて公開されるとともに、期間限定のオンラインミュージアムショップがオープンした。
ブルックリン美術館での回顧展開催など、近年再評価が進むファッションデザイナーのピエール・カルダン。97歳となったいまも現役で活躍するカルダンに初めて密着したドキュメンタリー映画『House of Cardin』が、邦題を『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』として、10月2日より全国順次公開されることが決まった。
10月25日、東京・南青山に「ヨックモックミュージアム」が開館する。同館では、ヨックモックグループが30年以上かけて収集してきた、世界有数のピカソのセラミックコレクションを展示するという。カフェなども併設する。
石川県金沢市の金沢21世紀美術館からほど近い場所に、アートコレクター・林田堅太郎による私設美術館「KAMU kanazawa」が開館する。開館日は6月21日。
大地の芸術祭や瀬戸内国際芸術祭など5つの国内の芸術祭の参加アーティストたちが集結するInstagramプロジェクト「Artists’ Breath(アーティスツ・ブレス)」が、6月15日にスタートした。北川フラムがディレクターを務める同プロジェクトでは、1日ひとつずつの動画がアップされ、2021年の春まで続く予定だ。
2020年夏の開館を予定していた金沢の国立工芸館(東京国立近代美術館工芸館)が、開館を今年10月に延期することを発表した。
アーティスト・真鍋⼤度と映像ディレクター・清⽔憲⼀郎の手がけるスクエアプッシャーのMV「Terminal Slam」がアルス・エレクトロニカ賞2020のコンピューターアニメーション部⾨の栄誉賞を受賞した。
世界各地にスペースを持つメガギャラリー・ペロタンが、香港支店を総合施設「K11 ATELIER Victoria Dockside」に移転することを発表。6月20日からスタートするこけら落とし展では、ポートレート作品を中心にしたグループ展が行われる。
キヤノンが無料印刷素材サイト「クリエイティブパーク」で公開する特設ページ「世界の名画を飾ろう」。自宅でプリントして名画を楽しめるこのシリーズに、新しく歌川広重作「東海道五十三次」が登場した。
福岡の三菱地所アルティアムが、同館が入るファッションビル「イムズ」の営業終了に伴い、来年8月31日に閉館する。
6月2日より施設を段階的に再開している水戸芸術館。19日には、現代美術ギャラリーの一部を再開し、展覧会を開催する。
美術館連絡協議会と読売新聞オンラインが企画したウェブサイト「美術館女子」がSNS上で大きな批判に晒されている。この企画の問題点を、有識者のコメントとともに分析する。
動画コンテンツの制作・発表でひとり当たり10万円を支払う東京都独自のアーティスト支援策「アートにエールを!東京プロジェクト」。5月15日に一度応募を締め切っていたが、6月23日から再募集を行うことが決まった。また、新たにステージ型の企画も募集を行う。
新型コロナウイルスの影響で3月6日から休館してきた千葉のDIC川村記念美術館が、6月16日に再開。再開にあたっては、日時予約制を導入する。
作品を発表するたびに世間の話題をさらうバンクシー。その半生を描いた評伝の和訳『バンクシー 壁に隠れた男の正体』が刊行された。