2020.6.18

チームラボ、「チームラボガイドアプリ」の提供を開始。コロナ対策に活用

チームラボは、新型コロナウイルス感染予防対策に活用可能なツールとして、「チームラボガイドアプリ」の提供を開始した。来場者の位置に連動し、来場者のスマートフォンに展示物の解説、動画、画像等を自動表示するとともに、音声ガイドとしても利用可能となる。

「チームラボガイドアプリ」イメージ
前へ
次へ

 チームラボは、新型コロナウイルス感染予防対策に活用可能なツールとして、「チームラボガイドアプリ」の提供を開始した。

 このアプリは、来場者の位置に連動し、来場者のスマートフォンに展示物の解説、動画、画像等を自動表示するとともに、音声ガイドとしても利用可能となる。

 こうした機能は、人が触れる紙のリーフレットの削減や、音声ガイド機器の貸し出しによる間接接触の防止などにつながることが予想される。

「チームラボガイドアプリ」イメージ

 また、すでに公開されている「チームラボチケットシステム」とあわせて導入することで、チケットの購入・入場から、会場案内・展示物の解説等、来場にあたり必要な情報へのアクセスを、来場者のスマートフォンで完結させること可能。完全にペーパーレス化することができるという。

 美術館再開にあたっては、日本博物館協会や国際美術館会議(CIMAM)、国際博物館会議(ICOM)などがチケットのオンライン決済・キャッシュレス決済を推進しており、音声ガイドにおいても「十分な消毒が必要」としているため、今回のアプリは美術館の需要にもマッチするものだと言えるだろう。

 なおチームラボガイドアプリは、すでにチームラボの「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」や「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」、「teamLab Borderless Shanghai」(上海)、「teamLab SuperNature Macao」(マカオ)などで導入済みだという。