6月2日より段階的に再開してきた水戸芸術館が、19日に現代美術ギャラリーの一部を再開する。
この再開にあわせ、同館では「ひかりといのちのある風景―現代美術センター所管作品から」と水戸芸術館開館30周年記念事業「森英恵 世界にはばたく蝶」ドキュメンテーション展を同時開催。ともに会期は7月31日までとなる。
まず「ひかりといのちのある風景―現代美術センター所管作品から」では、同館所管作品のなかから、アーティストたちが観察者としてとらえた光と生命のある風景を、絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの作品を通じて紹介。5月31日にこの世を去ったクリスト(クリストとジャンヌ=クロード)の《アンブレラ、日本とアメリカ合衆国のジョイント・プロジェクト》をはじめ、河口龍夫、曽谷朝絵、畠山直哉、日高理恵子、ロバート・メイプルソープなど11組の作品を展示する。
また「森英恵 世界にはばたく蝶」ドキュメンテーション展は、新型コロナウイルスの影響によって会期途中で閉幕した「森英恵 世界にはばたく蝶」展の会場風景の記録を展示するものとなる。
なお同館の新型コロナ対策は、公式サイトから確認してほしい。