新型コロナウイルスの影響で3月6日から休館してきた千葉のDIC川村記念美術館が、6月16日に再開。再開にあたって、開館時間を短縮し、日時予約制を導入する。
同館では、国際美術館会議(CIMAM)が示した美術館再開における20の注意事項をもとに、運営体制を整備。まず暫定的な措置として、開館時間を10時30分〜16時に短縮する。チケットについては、窓口での販売は行わず、PassMarketでの日時指定前売りチケットを事前に購入する必要がある。
加えて、入館時には検温を実施。マスクの着用も義務付ける。また送迎バスの運行や庭園エリアの開放、茶室営業は休止されるので注意してほしい。
なお3月20日から開催予定だった企画展「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」については、会期を変更。6月16日〜11月29日の会期で開催される。
同館は、コロナの収束状況に応じ、段階的に通常の運営に移行する予定だとしている。