横浜市のアーティスト育成支援プログラム「アーツコミッション・ヨコハマ」の20年度交付対象が決定。6アーティスト5プロジェクトを選定

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が横浜市と協働して進めるアーティストの育成支援プログラム「アーツコミッション・ヨコハマ」。同プログラムの2020年度の交付対象として6名のアーティストと5つの交付対象事業が決定した。

「アーツコミッション・ヨコハマ」ロゴマーク

 文化芸術創造都市の推進に取り組む横浜市と、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が協働して進めるアーティストの育成支援プログラム「アーツコミッション・ヨコハマ」。毎年開催されている同プログラムの2020年度の交付対象として、6名のアーティストと5つの交付対象事業が決定した。

 同プログラムは、アーティストを対象とする「U39 アーティスト・フェローシップ助成 」と、アーティストやクリエイターによる社会包摂活動を対象とした「クリエイティブ・インクルージョン活動助成」の2つで構成。それぞれの交付総額は前者が500万円、後者が350万円となっている。

 今年度の「U39 アーティスト・フェローシップ助成 」には、荒木悠、市原佐都子、高山玲子、中村大地、ハラサオリ、本間メイの6人が選定された。

 「クリエイティブ・インクルージョン活動助成」に選定されたのは以下の5つの事業。昨年からの継続採択が渡辺篤の「同じ月を見た日(アイムヒア プロジェクト)」と竹本真紀の「寿町で子どもたちと山車まつりをしたいっ 2020」の2つ。そして新規採択プロジェクトは、加藤道行の高齢者パーソナルプログラム「おうち劇場」、特定非営利活動法人心魂プロジェクトの「病児者・障がい児者・ご家族・関係者へのオンライン・パフォーマンスデリバリー」、LITTLE ARTISTS LEAGUEの「双方向性コミュニケーションアートで多文化の心をつなぐ『やさしさの花』アートリレー」の3つとなった。

 横浜市はこの支援プログラムの目的について、「横浜から新たな人材が育ち、また先駆的な活動が生まれることで、横浜の魅力が世界へ発信されることを目指す」としている。

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