
文化庁の2019年度予算案、前年度比84億円増の1167億円に。文化資源の“磨き上げ”に171億円
文化庁は、2019年度の予算案の詳細を明らかにした。次年度予算案の総額は1082億2900万円で、対前年度比84億8100万円増の大幅増となる。

文化庁は、2019年度の予算案の詳細を明らかにした。次年度予算案の総額は1082億2900万円で、対前年度比84億8100万円増の大幅増となる。

ドイツを拠点に、絵画や彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真、映像など多様な作品を発表してきたイケムラレイコ。これまで手がけてきたすべてのメディアを網羅した約210点の作品が集まる大規模個展「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」が東京・六本木の国立新美術館で1月18日にスタートした。

東京・品川の原美術館が、2019年の展覧会ラインナップを発表した。現在開催中の「ソフィ・カル−限局性激痛」に加え、2つの企画展を開催する。

ヌーヴェルヴァーグの巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの最新作『イメージの本』が2019年のゴールデンウィークよりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。本作は、2018年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で、映画祭史上初めて、最高賞(パルムドール)を超える賞として特別に設けられた「スペシャル・パルムドール」を受賞している。

2011年に始まり、今年で9回目の開催を迎えるはずだった「アート・ステージ・シンガポール」が、1月25日の開幕を目前に中止されることが明らかになった。同フェアはこれまでも開催が危ぶまれてきた経緯がある。

ミュージシャンのカニエ・ウエストが1月14日、ジェームズ・タレルの大規模プロジェクト《ローデン・クレーター》に1000万ドル(約10億円)を寄付したことを明らかにした。

「科学の心」「環境は知性である」「学ぶ力を学ぶ」をコンセプトに、2017年より活動をスタートしたプロジェクト「かがく宇かん」。その初の公開研究会が石川県加賀市の片山津地区会館 テリーナホールにて開催される。基調報告、研究発表、ディスカッションからなるこのイベントの開催日は2019年1月27日。

京都の世界遺産・二条城を舞台に、アートフェア「artKYOYO」が開催されることが明らかになった。会期は2019年9月6〜9日。

読売新聞社とロンドン・ナショナル・ギャラリーは、2020年3月より東京・上野の国立西洋美術館で、2020年7月より大阪・中之島の国立国際美術館で、世界初となる「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」を開催すると発表した。同館所蔵の約60点が来日する。

2018年にフランス・パリのカルーセル・デュ・ルーヴルで初個展「NAKAMA des ARTS」を開催した香取慎吾が、日本初個展となる「サントリー オールフリーpresents BOUM!BOUM!BOUM!(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」を開催する。会期は2019年3月15日~6月16日。

2018年10月5日から東京・上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」の来場者数が、1月7日で50万人を突破。会期終盤となる現在、日本初公開の《 取り持ち女》が展示されている。

1986年に開館した八戸市美術館が2017年4月をもって閉館。全面的に建て替え、2021年夏頃の開館を目指す八戸市新美術館(仮)構想が進められている。

額縁に隠されていた装置で切り刻まれたことで一躍話題となったバンクシーの作品《愛はごみ箱の中に》。本作が、ドイツのフリーダー・ブルダ美術館で正式に展示されることがわかった。展示期間は2月5日〜3月3日。

石川県金沢市へ移転予定の東京国立近代美術館工芸館。その通称を「国立工芸館」とし、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前のオープンを目指すことがわかった。

フランス・パリのルーヴル美術館は、2018年の来館者数が約1020万人だったと発表。これはこれまでの最高記録だった12年の970万人を大幅に上回るもの。

1月7日発売の『美術手帖』 2019年2月号の特集は「みんなの美術教育」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。

芸術とスポーツの振興を図るための助成支援を行っているアイスタイル芸術スポーツ振興財団が、第3回「現代芸術振興助成」の募集を行っている。応募の締め切りは2月28日。

すべての人が経験する「美術教育」。「上手につくる」にとどまらない、その目的や幅広いあり方とは? 『美術手帖』2月号は、10年ぶりとなる「美術教育」を特集。実際に遊べる「美術教育すごろく」から「誌上授業」、有識者による座談会など多角的な視点から、いま美術を学ぶ意味を考える。

香港在住のアーティスト、ジェン・ボー(鄭波)による中国のソーシャリー・エンゲージド・アートについてのレクチャーが、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで2019年1月27日に行われる。なお、ジェンは6月から同ギャラリーで個展を開催予定。

首相官邸が実施に向けて動いている2020年開催予定の「日本博」。そのテーマや具体的な方向性などが第1回日本博総合推進会議にて明らかにされた。