
GINZA SIXはアートの拠点? 銀座蔦屋書店など入居
2017年4月20日に開業することが明らかになった銀座エリア最大の商業施設、「GINZA SIX」。ここにはアートファンも見逃せないポイントが数多く含まれている

2017年4月20日に開業することが明らかになった銀座エリア最大の商業施設、「GINZA SIX」。ここにはアートファンも見逃せないポイントが数多く含まれている

現在、大規模改修のため休館している東京都現代美術館(2018年度中に開館予定)は、2017年2月11日より、清澄白河エリアで「MOTサテライト 2017春 往来往来」を開催すると発表、参加アーティストなどが明らかになった。

年に一度、恵比寿を舞台に繰り広げられる映像分野の祭典「恵比寿映像祭」の次回テーマが「マルチプルな未来」に決定した。東京都写真美術館がリニューアル開館して以来、初の開催となる。会期は2017年2月10日から26日までの15日間。

世界各国から選りすぐりの水墨画を展示する世界最大規模の水墨画公募展「INK GLOBAL」が、2017年8月に香港で開催される。現在、出品作品を募集中。

1986年に「デザイナーズサタデー」という名称でスタートした東京の秋の風物詩、「TOKYO DESING WEEK」(以下「TDW」)が明治神宮外苑 絵画館前を会場に、11月7日まで開催されている。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運が高まるなか、今年は「TDW」に初めて「東京文化プログラム」が盛り込まれている。「IMAGINE FUTURE」と題された今回のプログラム、その中身とは?

イギリスのテート・モダンは、10月28日より毎月最終金曜日の夜間開館を大手アパレルのユニクロがサポートすると発表した。プログラム名は「UNIQLO TATE LATES」となる。

前衛芸術家・草間彌生が今年度の文化勲章を受章することが明らかになり、都内の事務所で記者会見を開いた。

伝統木版画の技術を保存し、技術者を育成することを目的に設立されたアダチ伝統木版画技術保存財団が主催する「第8回 アダチUKIYOE大賞」の募集が始まっている。募集対象となるのは「浮世絵」が意味している「現代風の絵」だ。

公益財団法人現代芸術振興財団は、10月25日にパリで開催されたオークション「ヘヴィー・メタル」セールで、同財団創設者であり、スタートトゥデイ代表取締役の前澤友作が、LOT No.13のマーク・ニューソン《ポッド・オブ・ドロワーズ》を102万ユーロ(約1億1580万円)で落札したと発表した。

1982年に熱海に開館し、現在改修休館しているMOA美術館が、2017年2月5日にリニューアルオープンを迎える。基本設計とデザイン監修を手がけるのは、現代美術家・杉本博司と建築家・榊田倫之が主宰する「新素材研究所」。「創立者・岡田茂吉の願いを継承した美術館」「伝統と現代を融合したデザイン」「素材の見立てによる空間の創造」の3つをコンセプトに、大きく生まれ変わる。

1964年、東京オリンピックを記念して第1回が開催された、日本で最も歴史あるアートフェア「東美特別展」が10月14日から16日まで、東京美術倶楽部にて行われている。絵画や近代美術、古美術、茶道具、工芸など幅広いジャンルから65の画廊が集まるその見どころとは。

ピカソをはじめ、ミロ、ウォーホール、草間彌生など、20世紀から今日までを代表する有数のアートコレクションを誇る富山県立近代美術館が2017年8月26日に「アート」と「デザイン」という2つのコンセプトを融合させ、「富山県美術館」として開館する。それにともない、新たなロゴマークおよびロゴタイプが発表された。

「あいちトリエンナーレ2016」が開催されている名古屋に、新たな芸術の祭典が誕生した。その名も「アッセンブリッジ・ナゴヤ」。現代美術とクラシック音楽という2つの柱からなるこのフェスティバルは、美術館やコンサートホールではなく、人々が生活する「まち」を会場とし、世界的な現代美術やクラシック音楽の数々が人々や風景と混ざり合っていくことを目指す。

2016年4月、『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に日本人として唯一選ばれ、87歳の今なお、精力的に作品を制作し続ける草間彌生。その草間が2017年2月、東京の国立新美術館で過去最大級となる個展「草間彌生 わが永遠の魂」を開催する。9月28日に同館で行われた記者会見では本人が登壇、その様子をレポートする。

フランス現代美術を代表する作家クリスチャン・ボルタンスキーの個展「アニミタス-さざめく亡霊たち」が、東京都庭園美術館(目黒)で9月22日から開催されている。ボルタンスキーは、これまで歴史的な記憶や死をテーマに、映像作品やサイトスペシフィックな作品を制作してきた。日本でも、ジャン・カルマンと共作した新潟・越後妻有の《夏の旅》(2003)や香川・豊島の《ささやきの森》(2016)といった作品を発表している。東京初個展に寄せて来日した作家の言葉とともに、本展をレポートする。

保育園から高校に通う子どもを中心に、大学生や一般からも幅広く油絵や彫刻、版画などの作品を公募する「学展」が、8月16〜19日の4日間、東京・北千住のシアター1010にて行われた。その展覧会の様子を、2回にわたって紹介する。前編の本記事では、展示会場や18日に開催された表彰式の模様に迫る。

東京・白金にある児玉画廊、山本現代、URANO(ARATANIURANOから名称変更)と、東雲のユカ・ツルノ・ギャラリーが9月10日、天王洲の「TERRADA Art Complex」に移転、新スペースをオープンする。天王洲は昨今アート事業に力を入れている寺田倉庫が本拠地としている地域。東京のアートシーンで新たな起爆剤となる「TERRADA Art Complex」構想、その狙いとは。

篠山紀信によるすべて新作の撮り下ろしで構成された篠山紀信展「快楽の館」が原美術館で9月3日より開催される。篠山と原美術館館長の原俊夫との対話がきっかけで開催へと至った本展。篠山本人が美術館の建物に魅了され、「この場所でヌードを撮りたい」という希望から作品の撮影場所と展示場所が同じという珍しい展覧会が実現した。

約2年の改修休館を経て、9月3日に東京都写真美術館がリニュ--アルオープンを迎える。新たな愛称に「TOP MUSEUM」を掲げ、写真・映像分野で世界トップクラスを目指すという同館。照明や床、可動壁などのインフラ改修に加え、ミュージアムショップやカフェの刷新など、恵比寿の新たなランドマークとして生まれ変わる。そのこけら落としとなるのが「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展だ。「海景」や「ジオラマ」シリーズなどで知られる杉本が、本展では「文明の終焉」をテーマに新たな展開を見せる。

韓国の人気アイドルグループBIGBANGのメンバーで、アート・コレクターとしても知られるT.O.P(トップ)がサザビーズと初めてコラボレーション、ゲストキュレーターとしてデビューすることが決定した。オークションにはT.O.Pと親交があり、新鋭コレクターとして世界的に注目を集めるスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作や、アーティストの村上隆、名和晃平らが協力者として名を連ねており、収益の一部はアジアの新興アーティスト支援のため、ACC(非営利財団アジアン・カルチュラル・カウンシル)に寄付される。