約30億で落札されたリヒター作品が初公開。ポーラ美術館が2022年の展覧会スケジュールを発表
ポーラ美術館が2022年の企画展スケジュールを発表。約30億円で落札されたゲルハルト・リヒターの作品も初公開される「モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」と、没後50年となるピカソの画業を振り返る「ピカソ 青の時代を超えて」を開催する。
ポーラ美術館が2022年の企画展スケジュールを発表。約30億円で落札されたゲルハルト・リヒターの作品も初公開される「モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」と、没後50年となるピカソの画業を振り返る「ピカソ 青の時代を超えて」を開催する。
今週開幕した展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。
ポストコロナ・アーツ基金実行委員会と東京藝術大学によるプロジェクト「ポストコロナ・アーツ基金」。新型コロナウイルスの影響で延期していた同基金の主催する展覧会「『新しい成長』の提起──ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト」が、11月13日~11月28日に東京藝術大学大学美術館で開催される。
山梨県富士吉田市を舞台に、テキスタイルを活用したハイブリッド展「FUJI TEXTILE WEEK 2021」が12月10日より開催される。「織りと気配」という共通のテーマをもとに、大巻伸嗣や手塚愛子など10組のアーティストによるアート展と12の機屋による機屋展示などが展開される。
昨年4月から東京都美術館での開催を予定しながらも、新型コロナウイルスの影響で中止となった「ボストン美術館展 芸術×力」。同展が新たな会期を2022年7月23日〜10月2日とすることが発表された。
公益財団法人小田原文化財団は2022年1月より、神奈川県立金沢文庫とともに特別展「春日神霊の旅ー杉本博司 常陸から大和へ」を、金沢文庫で開催する。この開催を前に、白金のロンドンギャラリーで杉本博司が記者会見を行った。
フランスのハイジュエリーメゾン「ショーメ」は11月23日~28日の期間、横浜・三溪園で特別展「フランスと日本文化のConversation ショーメのサヴォワールフェールと日本の名匠 3人との対話」を開催する。
ウィーンと京都で活躍したデザイナー・上野リチの世界初となる大規模な回顧展「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」が開催される。会期は京都国立近代美術館が11月16日〜2022年1月16日。その後、三菱一号館美術館に巡回する。
現代美術の世界を代表する巨匠のひとり、ゲルハルト・リヒター。その大規模個展が、東京国立近代美術館と豊田市美術館で開催される。会期は東京展が2022年6月7日~10月2日、愛知展が2022年10月15日~2023年1月29日。
今週開幕した、または10月24日までに閉幕する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。
新進アーティストの支援を目的とした現代美術のアワード「TERRADA ART AWARD 2021」のファイナリスト展が、12月10日~23日の会期で寺田倉庫イベントスペースで開催。川内理香子、久保ガエタン、スクリプカリウ落合安奈、持田敦子、山内祥太の5組のファイナリストは独自の展示をつくりあげ、未発表の新作を含む作品を発表する。
アート出版に特化したブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」が、今年はオンラインとオフラインで同時開催される。
東京・六本木の森アーツセンターギャラリーは、2022年1月より「THE HEROES ⼑剣×浮世絵-武者たちの物語」を開催。ボストン美術館所蔵の刀剣や武者絵が勢揃いする。
型染めで布に模様を大胆に染めた染色作品をはじめ、版画や絵画、立体、絵本など、70年以上にわたり多彩な創作活動を行っている柚木沙弥郎。その個展「柚木沙弥郎 life・LIFE」が立川のPLAY! MUSEUMで開催される。会期は11月20日〜2022年1月30日。
今週開幕する展覧会と10月17日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお、展覧会の最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。
今年で第8回目の開催となる「アジア・アート・ビエンナーレ2021」が台湾・台中の国立台湾美術館で開催される。「アジアの未来派(Asian Futurism)」と「アジアのSF文化(Asian Sci-fi Culture)」をメインテーマに、15ヶ国から38組のアーティストの作品を通し、SF的な視点からアジアの過去と現在を再考する。会期は10月30日〜2022年3月6日。
渋谷PARCOで10月17日まで開催中のカルチャーイベント「P.O.N.D.」。「TRANSFER」をテーマにした、新進気鋭の作家たちの表現が集まるこのイベントのハイライトを、展示作品を中心にレポートする。
杉本博司の作品で知られる小田原文化財団 江之浦測候所が現代アートプロジェクト第2弾としてクリスチャン・マークレーを招聘。サウンド・パフォーマンス《Found in Odawara》を開催する。
19世紀末から20世紀前半のフランスで活動したアンリ・ル・シダネルとアンリ・マルタン。ふたりをあわせて紹介する初の展覧会「シダネルとマルタン展 最後の印象派」が山梨県立美術館で開催される。会期は11月3日〜2022年1月10日。
東京都現代美術館で、2022年3月より日本の映像史において重要な位置を占める「特撮(特殊撮影の略称)」領域に大きな足跡を遺した特撮美術監督・井上泰幸の回顧展が開催される。