
マリー・ローランサンから仲條正義名作展、うららか絵画際まで。今週末に見たい展覧会ベスト8
今週開幕/閉幕する展覧会から、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

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筑波大学情報システム系の岩田洋夫教授、武蔵野大学データサイエンス学部の石橋直樹教授、そして株式会社丹青社が、歩行感覚を体感しながらサイバー空間で作品を鑑賞できる新たな装置を披露した。

日本での「タイル」の名称統一100周年を記念して、日本におけるタイルの歴史とそれを通じて見える暮らしや建築の変化を紹介する特別展「日本のタイル100年―美と用のあゆみ」が、江戸東京たてもの園、INAXライブミュージアム、多治見市モザイクタイルミュージアムの3館共同企画として開催される。

約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝「民藝」。この「民藝」をテーマに生活を彩るその思想をめぐる企画展「民藝 MINGEI─美は暮らしのなかにある」が、大阪中之島美術館で開催される。

パースにある西オーストラリア州立美術館が、奈良美智の個展「Yoshitomo Nara: Reach Out to The Moon, Even If We Can't」を開催。奈良にとってオーストラリアでの初個展となる本展では、2011年以降の彫刻作品を中心に、絵画、ドローイング、陶芸、写真作品が展示される。会期は2月26日〜6月25日。

梅田哲也が2015年より様々なゲストとともに行ってきた、大阪の川を巡る船のツアー・パフォーマンス「入船」が4年ぶりに開催される。会期は3月16日〜20日。

演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクト「シアターコモンズ」。その第7回が、実会場とリモートで開催される。会期は2月23日〜3月5日。

資生堂企業文化誌『花椿』のアートディレクションや資生堂パーラーのパッケージ、東京都現代美術館のロゴで有名なアートディレクター、デザイナーの仲條正義による名作を厳選して展示する「仲條正義名作展」が東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。会期は2月16日〜3月30日。

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フィクションとリアルを横断するオンラインギャラリー「ELEMENT GALLERY」が1月28日にオープンした。こけら落としとなる企画展「Fictional Fact」にはAKI INOMATA、荒牧悠、磯谷博史、鈴木康広が参加している。

軽井沢安東美術館で企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」が3月3日〜9月12日の会期で開催。本展では、藤田の《猫の教室》(1949 油彩、キャンバス 軽井沢安東美術館蔵) を含む約120点の作品が展示される。

若手アーティストを応援するガーディアン・ ガーデンの公募展入選者のなかから、各界で活躍する作家のその後の活動を伝えるための展覧会「The Second Stage at GG」 シリーズ。その53回目となる光岡幸一展 「ぶっちぎりのゼッテー120%」がスタートした。会期は3月18日まで。

三菱商事が次世代のアーティストへの育成と自立を目指し、社会貢献活動の一環として取り組んでいる「三菱商事アート・ゲート・プログラム(MCAGP)」。その支援アーティスト6組による展覧会が、東京・代官山のヒルサイドフォーラムにて開催される。会期は2月15日〜26日。

オランダのアムステルダム国立美術館が「史上最大規模」のフェルメール展を開催する。同館所蔵のフェルメール作品4点に加え、《真珠の耳飾りの少女》や《天秤を持つ女》など世界中の美術館から集めたフェルメールの作品を展示予定となっている。

「T-HOUSE New Balance」で、現場の工事中の大工がつくる即席家具「まかない家具」に焦点を当てた、長坂常によるインスタレーション「まかない家具展」が開催される。

三菱一号館美術館の長期休館前最後の展覧会として「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」が開催される。会期は2月25日〜4月9日。

東京藝術大学が、卒業および修了制作のなかからとくに優秀な作品を選定し、買い上げてきた作品を一堂に展示する「『買上展』藝大コレクション展2023」が東京藝術大学大学美術館で開催される。

京都市美術館の開館90周年を記念した展覧会「竹内栖鳳(仮)」が開催される。会期は10月7日~ 12月3日。

昨年3月25日に開園30年を迎えた長崎のハウステンボスが、30周年のフィナーレとして開園以来収蔵しているハウステンボスコレクションを一挙公開する。会期は2月11日〜5月31日。

村上隆の国内では8年ぶりの個展が、京都市京セラ美術館で来年開催されることがわかった。会期は2024年2月3日〜6月30日。