
登録有形文化財「九段ハウス」で篠山紀信らの作品を。「つくらない都市計画」の3Dウォークスルーが公開
現在、東京・九段にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」をリノベーションした「kudan house」を舞台に開催されているオンラインアートサロン「つくらない都市計画」。そのベースとなる展覧会風景が、オンラインで公開された。

現在、東京・九段にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」をリノベーションした「kudan house」を舞台に開催されているオンラインアートサロン「つくらない都市計画」。そのベースとなる展覧会風景が、オンラインで公開された。

ドイツのZentrum für Kunst und Medientechnologie Karlsruhe(ZKM、カールスルーエ・アート&メディアテクノロジーセンター)で、哲学者、ブリュノ・ラトゥールが企画した「地球の危機」がテーマの展覧会「Critical Zones – Observatories for Earthly Politics」が5月23日に開催。オープニングプログラムも5月22日よりオンライン上で開催される。

新型コロナウイルスの感染が深刻なアメリカ・ニューヨーク。この地から、アートで対話の場を築こうというオンライン展覧会「How Can We Think of Art at a Time Like This? 」が発信されている。

神奈川・相模原のパープルームギャラリーで「常設展」(4月28日~5月5日)に続き、「常設展Ⅱ」が開催される。会期は5月23日〜5月30日。

新型コロナの影響で現在休館中の東京国立近代美術館は、「ピーター・ドイグ展」の展覧会風景をVRで公開した。

新型コロナウイルスの影響で臨時休館が続くなか、高精細なVRで展覧会を公開する取り組みが増えている。

オンラインとリアルな展覧会会場において、アートにおける「ダーク」を公開するという「ダークアンデパンダン」がスタートした。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月16日現在休廊中のギャラリー58。現在同ギャラリーでは、休廊中の展覧会として、篠原有司男や吉野辰海ら所属作家が「アマビエ」をテーマに制作した作品を公式サイト上で紹介している。個性豊かに描かれるそれぞれのアマビエに注目だ。

東京・九段にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」をリノベーションした「kudan house」を舞台に、アートをリモートで体感するためのオンラインアートサロンが開催されている。東京大学大学院教授・横張真が提唱する「つくらない都市計画」をテーマに、アートと街づくりが交差することの可能性を探る取り組みだ。会期は5月31日まで。

京都のギャラリー・現代美術 ⾋居がオンラインで展覧会「⾵薫る -芸術の旅-」を開催する。新型コロナウイルスの感染拡大が世界に大きな影響を与えるなか、社会的隔離により断たれた⼈々のつながりを「芸術の旅」という新しい視点で提案する。会期は5月2日〜5月29日。

美術家の大岩雄典による企画展「Emergency Call」がスタートした。本展は「電話で聴く」展覧会であり、本展の特設ウェブサイトに記載された番号に電話をかけるだけで鑑賞可能だ。美術家や音楽家をはじめ、建築家、デザイナー、SF作家、俳人・歌人、さらには家電や体操の音までが流れるユニークな構成となっている。本展の会期は、日本国内の緊急事態宣言解除まで。

人間の根源的な苦しみや悲哀を、現代的な素材を用いて表現するアデル・アブデスメッド。現在、その個展「アデル・アブデスメッド : Play it Again」が、代官山のアートフロントギャラリーで開催中だ。ヴェネチア・ビエンナーレ代表として4回選出された経験を持つアデルの軌跡をたどりたい。会期は5月10日まで(*1)。

日々変貌する「東京」を撮影し続ける中野正貴。その写真展「Refrain-東京慕景」が、東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。会期は5月16日~6月13日。

独自の手法で創作を続ける岡田美佳、澤田隆司、清水政直、似里力、蛇目の5人のアーティスト。各作家の作品を、写真家・齋藤陽道が撮影した生活や制作現場の写真とともに展示する展覧会「フィールド⇔ワーク展」が、渋谷公園通りギャラリーで開催される。開幕は5月6日以降を予定しており、会期は7月5日まで。

キュレーションや執筆も手がけるアーティストの布施琳太郎と詩人・水沢なおの2人展「隔離式濃厚接触室」が、ウェブ上で4月30日から24時間のあいだ開催。ひとりずつしかアクセスできないウェブページを会場とする試みだ。

38歳という若さで世を去った画家、有元利夫(1946〜1985)。西洋と東洋の古典的技法を融合させたその作品が一同に介する展覧会「没後35年 有元利夫展 花降る空の旋律(しらべ)」が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催される。会期は6月25日〜8月30日(※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により5月19日に開催中止が発表)。

東京都心北東エリアの千代田区・中央区・文京区・台東区の4区を舞台とした「東京ビエンナーレ2020」の開催概要が発表。会期は7月12日〜9⽉6⽇の57日間、テーマは「⾒なれぬ景⾊へ―純粋×切実×逸脱―」となった。

大分県立美術館の開館5周年を記念し、同館の設計を手がけた建築家・坂茂の大規模な個展「坂茂建築展―仮設住宅から美術館まで」が開催される。本展は、坂が35年にわたって行ってきた建築活動を写真や模型、多数の実物大模型で紹介するもの。会期は5月7日開幕予定。

世界屈指の肖像専門美術館「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」。同館が所蔵するイギリス歴代王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、およそ100 点が来日する展覧会「KING & QUEEN展」が、2020年10より上野の森美術館で開催される。

絵具が持つ触覚的な質感を存分に引き出す画家の門田光雅と、1990年代の日本アニメを彷彿とさせるキャラクター造形をモチーフに、絵画の探求を続ける藍嘉比沙耶。一見対照的な作品を手がける2名の展覧会「ギャルだからって入りやめてくれ 軽率なギャルはギャルをリスペクトするならやめるべき」が、東京・外苑前のEUKARYOTEで開催されている。会期は4月5日まで。