「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」(京都市京セラ美術館)
京都市京セラ美術館で「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」が9月6日に閉幕する。東京会場のレポート記事はこちら。

本展は、テート美術館が所蔵する同館のコレクションを中心に、1990年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に紹介。50名を超える作家による約90点を通して、この時代のクリエイティブな熱狂がいかに世界のアートシーンに決定的な影響を与えたかを検証する。
出展作品は多岐にわたり、ダミアン・ハースト、トレイシー・エミン、ヴォルフガング・ティルマンスなど、サッチャー政権時代を経て緊張感漂う英国社会で登場した実験的な作家たちの作品を一堂に展示。大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとし、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な手法を用いた作品の数々を見ることができる。
会期:2026年6月3日~9月6日
会場:京都市京セラ美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
電話番号:075-771-4334
開館時間:10:00~18:00 ※入場は閉館30分前まで
料金:一般 2300円 / 大学生 1500円 / 高校生 900円 / 中学生以下 無料
「マリメッコ展 模様のちから」(京都文化博物館)
京都・三条高倉の京都文化博物館で「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」が9月6日まで行われている。レポート記事はこちら。

マリメッコはフィンランドのデザインハウスであり、世界に先駆けて誕生したライフスタイルブランドのひとつとして知られる。「喜びにあふれた人生」と「より良く生きるための哲学」を体現することをモットーに、1951年にアルミとヴィリヨ・ラティア夫妻によって設立された。鮮やかな色彩と大胆な模様が特徴のプリント・デザインは、世代や国境を超えて愛され、創業以来そのデザインは3500種類以上にのぼる。
本展は、様々な年代の貴重なドレスやファブリック、制作過程のイメージなど、多彩な資料を通してマリメッコの創造の美学を紐解くものとなる。1960年代から近年のコレクションまで、厳選された約70点のドレスを一堂に展示。自然の風景から描かれたスケッチや切り絵、キービジュアルを飾った模様の原図の一部などといった貴重な資料を通じて、1枚の紙に描かれたドローイングがファブリックへとかたちを変えていく創作の舞台裏を公開する。
会期:2026年7月4日〜9月6日
会場:京都文化博物館
住所:京都府京都市中京区三条高倉
電話番号:075-222-0888
開館時間:10:00~18:00(金〜19:30) ※入場は閉室30分前まで
料金:一般 2000円 / 大学・高校生 1600円 / 中学・小学生 700円 / 未就学児(要保護者同伴)、障がい者手帳などをご提示の方と付添者1名まで 無料
今週開幕
「像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する」(UESHIMA MUSEUM)
東京・渋谷のUESHIMA MUSEUMで、第3回コレクション展「像は燃え、像は歪み、そして光に昇華する」(キュレーション:長谷川祐子)が開幕した。レポート記事はこちら。

地下1階から5階で展開される第3回コレクション展は、「消滅と風景」「都市と痕跡」「反復と像」「肖像と隠蔽」「断片と都市」「光と影──像を手放す場所へ」のテーマのもと、作品を展示。地下から最上階へと上る鑑賞者の移動とともに「見る」行為の変化をたどる構成となっている。展示作品には、今津景《The Sea is Barely Wrinkled》(2025)、ラキブ・ショー《The Pragmatic Pessimist》(2024)、アイ・ウェイウェイ《Table with two legs》(2005)、村上隆とヴァージル・アブローによる《Yellow and Pink》(2018)、ナイジェル・クック《Nemesis》(2026)、ピピロッティ・リスト《Flüstern mit Kometen》(2026)などが含まれるほか、アンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、草間彌生、ゲルハルト・リヒター、シアスター・ゲイツ、ジェームズ・タレル、杉本博司、奈良美智らの作品を展示する。
また、6階では茶陶と現代陶芸展「時のうつほ」も開催。器の内側にある空洞を意味する「うつほ」をキーワードに、「沈黙」「受容」「変容」「解放」の4章を通して作品をおおむね年代順に配置し、時代による変化をたどる。
会期:2026年9月2日〜
会場:UESHIMA MUSEUM
住所:東京都渋谷区渋谷1丁目21番18号 渋谷教育学園 植島タワー
開館時間:11:00〜17:00 ※入場は閉館の1時間前まで
休館日:月(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
料金:一般 1800円 / 高校・中学生 500円 / 小学生以下無料



















