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「マリメッコ展 模様のちから」(京都文化博物館)開幕レポート。マリメッコの創造の美学をたどる大規模展

フィンランドを代表するデザインハウス・マリメッコの創造性に迫る「マリメッコ展 模様のちから」。その2年にわたる国内巡回展の最初の会場となる京都展が幕を開けた。

文・撮影=橋爪勇介(編集部)

plaplax (プラプラックス)によるプロジェクションインスタレーション《Factory as Playground》(2026)

 フィンランドを代表するデザインハウス・マリメッコの創造性に迫る「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」。この2年にわたる国内巡回展が、京都文化博物館で幕を開けた。会期は9月6日まで(*)。

 本展は、様々な年代の貴重なドレスやファブリック、制作過程のイメージなど、多彩な資料を通してマリメッコの創造の美学を紐解くものだ。多数のドレスや原画、ドローイングなどを展示。さらに、デザイナー・皆川明とアートユニット・plaplaxによる新作も加わり、「模様」が生まれ、人々の暮らしへと届くまでの創造のプロセスを多角的に紹介する。

展示の冒頭に掲げられたアルミ・ラティアの言葉

 フィンランド側のキュレーションを担ったマリメッコ ホーム&プリンツ デザイン・ディレクターのミンナ・ケメル=クトゥヴォネンは、本展についてこう語る。「タイトルは創業者であるアルミ・ラティアが14歳のときに日記に綴った言葉から着想を得たもの。美、夢、愛が本展の核をなしており、マリメッコで大切にしている好奇心や新たな気づきといった要素を感じてほしい」。

 展示は「マリメッコとは?」「マリメッコの美学 – 時代を超越する色、形、パターン」「マリメッコの創造力 – デザイン制作からプリントメイキングまで」「皆川 明との新たなクリエイティブ・ダイアローグ 国境・領域・時を超えて」の4セクションで構成。

*──東京都庭園美術館(10月3日〜12月20日)、ひろしま美術館(2027年1月30日〜3月28日)のほか、北九州、富山、名古屋、長崎などを巡回予定。

編集部