劇場空間が無限迷宮に変貌。冨安由真の個展「漂泊する幻影」がKAATで開幕
絵画、インスタレーション、ビデオなどによる多様なメディアを用いて、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作するアーティスト・冨安由真。その新作インスタレーション展示が、横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で始まった。
絵画、インスタレーション、ビデオなどによる多様なメディアを用いて、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作するアーティスト・冨安由真。その新作インスタレーション展示が、横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で始まった。
東京を中⼼に活躍する気鋭のアーティストたちが、世の中の「正解」を疑い、「タブー」に挑戦する。そんなPOP-UPアートフェア「Gallery of Taboo」が、1⽉14⽇〜2⽉28⽇の会期で東京・⽇本橋で開催される。
オーストラリアの女優ケイト・ブランシェットが、イギリスのイーストサセックス州にある私邸の敷地内にプライベート・ギャラリーを新たに建設することがわかった。
ニューヨークを拠点に活動しているアーティスト、ジョシュ・スミスの個展が、渋谷パルコ2階の「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催。絵画の歴史を深く意識しながら、自身の名前や魚などのモチーフを手描きした作品群を展示する。会期は1月15日〜26日。
東日本大震災から10年目を迎える今年3月。当時被災し臨時の避難所となった水戸芸術館で、「想像力の喚起」をテーマにアーティストの試みを紹介する「3.11とアーティスト:10年目の想像」が開催される。会期は2月20日~5月9日。
今年4月1日付で、長谷川祐子が金沢21世紀美術館の新館長に就任予定であることがわかった。現館長の島敦彦は3月末で退任する。
1月23日に開館を予定していた、フランスのアートコレクターのフランソワ・ピノーによる私設美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」(Bourse de Commerce)が、新型コロナウイルス変異種の影響でふたたび開館を延期。オープニング展の設置は完了し、来場者を迎える準備はできているという。
今年3月24日より国立新美術館で開催予定だった「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催中止が発表された。新型コロナウイルス感染拡大によって、バチカンからの作品輸送が困難なためだという。
ペインティングや彫刻を中心に、現代社会における自然と人間の境界線を問う作品を手がける平子雄一。その個展「GIFT」が、東京・天王洲のKOTARO NUKAGAで開催される。会期は1月23日〜2月27日。
島根県立美術館で、建築家・菊竹清訓の仕事を振り返る展覧会「菊竹清訓 山陰と建築」が開催される。会期は1月22日~3月22日。
社会や権力、権威を皮肉る作品で知られるアーティスト、マウリツィオ・カテラン。その中国での初個展「Maurizio Cattelan:The Last Judgment」が、北京のユーレンス現代美術センター(UCCA)で開催される。会期は11月20日〜2022年2月20日。
第22回グラフィック「1_WALL」のグランプリ受賞者・ちぇんしげが、東京・銀座のガーディアン・ガーデンで個展「《壽桃》壽レ桃」(もも まんじゅう ももヲ ことぶク *レはレ点)を開催。桃饅頭をテーマに、そこから広がるイメージの連続や、言葉遊びから派生する作品群を展示する。会期は2021年1月26日〜2月20日。
20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン。その制作過程を垣間見ることができるドローイングなどで構成された「バリー・ジュール・コレクション」が、神奈川県立近代美術館 葉山の「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」でお披露目された。
クィアの生活や物語がいかに芸術のなかで表現されてきたのかを探る展覧会「Queer(クィア)」が、オーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(NGV)で開催。絵画、ドローイング、写真、装飾美術、ファッションなど、同館のコレクションから300点以上の作品を展示する。会期は12月10日〜2022年6月。
「がまくんとかえるくん」シリーズで知られる絵本作家、アーノルド・ローベル(1933〜1987)。その原画や資料を紹介し作家の人生に迫る日本初展覧会「アーノルド・ローベル」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開幕した。会期は1月9日〜3月28日。
高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきた、香りにかかわるコレクションから約240点を選りすぐり紹介する展覧会「香りの器 高砂コレクション展」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。
国内外で世代を問わず愛されるイラストレーター・水森亜土が2種類の新刊を出版。その出版記念展「水森亜土 カワイイ世界展」が、大丸神戸店の7階美術画廊で開催される。会期は1月13日~19日。
千葉県立美術館が1月13日より臨時休館することを発表した。
現在、会田誠による《疫病退散アマビヱ之図》を展示するなど、「コロナ時代のアマビエ」プロジェクトを行っている角川武蔵野ミュージアム。その第2弾として、鴻池朋子の《武蔵野皮トンビ》が公開された。
今週末にスタートする展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。