俵屋宗達から田中一光まで。琳派のデザイン性に迫り、現代への継承をとらえる展覧会が山種美術館で開幕

2018年は江戸へ琳派を根付かせた酒井抱一の没後190年、およびその弟子である鈴木其一の没後160年を迎える年だ。それを記念して、東京・広尾の山種美術館では琳派の伝統をたどる特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」を2018年5月15日から7月8日まで開催。17世紀の俵屋宗達から20世紀の田中一光まで、デザイン性豊かな琳派のスタイルの系譜を探る本展。その見どころをお届けする。

NEWS / EXHIBITION

世界を舞台に活躍する、 オーディオビジュアル作家の日本初個展。 金子智太郎が見た、「黒川良一展」

ベルリンを拠点に活動するオーディオビジュアル・アーティスト、黒川良一。2010年アルスエレクトロニカにてデジタル音楽 & サウンドアート部門の大賞を受賞するなど、海外を中心に映像と音を用いたインスタレーション作品を発表してきた。日本では初となった黒川の個展を、サウンドアート研究の金子智太郎がレビューする。

REVIEW

「みんな応募したらいい」。 千賀健史と時吉あきなが語る「1_WALL」の魅力

若手クリエイター向けの個展開催の権利が与えられるコンペティションとして回を積み重ねてきた「1_WALL」。このコンペでは、グランプリ受賞者には、約1年後のガーディアン・ガーデンでの個展の開催の権利と、個展制作費として20万円が支給される。その第19回の公募が5月28日より始まるのを前に、第16回でグランプリとなった千賀健史(写真部門)と時吉あきな(グラフィック部門)が対談。受賞者である二人が語る「1_WALL」の魅力とは?

INTERVIEW / PROMOTION

ブルーノ・ムナーリって、何者? 学芸員に聞く、ユーモアを忘れない マルチ・アーティストの創作の裏側

芸術家、絵本作家、デザイナー…様々な分野で多くの作品を残したブルーノ・ムナーリ。その多才なムナーリの仕事を一望できる展覧会「ブルーノ・ムナーリ 子どもの心をもちつづけるということ」が、神奈川県立近代美術館で開催中だ。ブルーノ・ムナーリとはいったい何者か?その創造の裏側と魅力、そして展覧会の見どころについて、担当学芸員の髙嶋雄一郎に話を聞いた。

INTERVIEW

安達祐実に「変」と「新しい」を まぜるとどうなる? 安達祐実×千原徹也、 台北の注目スポットで展覧会開催

子役時代からその確固たる演技力が認められてきた女優・安達祐実を被写体に、れもんらいふ代表の千原徹也がドローイング、コラージュ、デザインを施して作品を制作。その作品の展示、販売が台北の注目スポットである崋山1914内ギャラリーで開催される。会期は2018年6月1日〜3日。

NEWS / EXHIBITION

アニッシュ・カプーアによる新作個展も企画。「おおいた大茶会」が10月に大分県全域で開催

「第33回国民文化祭・おおいた2018/第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」として、「おおいた大茶会」が大分県全域で10月6日〜11月25日に開催される。毎年開催される国民文化祭において大分県が提示した独自性は、地理的特徴の上に成り立つ文化をめぐる「カルチャーツーリズム」という取り組みだ。

NEWS / EXHIBITION

科学で説明できないフィクション。 ダニエル・アーシャム展が 都内2ヶ所で同時開催

東京・渋谷のNANZUKAで、ダニエル・アーシャム展「アーキテクチャー・アノマリーズ (Architecture Anomalies)」が開催。元来の科学的常識では説明できない逸脱現象を用いた新作が並ぶ。また本展は、ペロタン東京での「カラー・シャドウ (COLOR SHADOWS)」との同時開催展となる。会期は5月23日〜6月30日。

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