
ポーラ美術館が新収蔵のメアリー・カサット《劇場にて》を初公開。コレクション展を今夏開催へ
ポーラ美術館が、同館の西洋絵画コレクションから選りすぐられた名品を紹介する展覧会を7月12日〜12月3日に開催。なかでも、新収蔵となるアメリカ人の女性印象派画家メアリー・カサットの《劇場にて》(1878-79頃)が初めて公開される。

ポーラ美術館が、同館の西洋絵画コレクションから選りすぐられた名品を紹介する展覧会を7月12日〜12月3日に開催。なかでも、新収蔵となるアメリカ人の女性印象派画家メアリー・カサットの《劇場にて》(1878-79頃)が初めて公開される。

兵庫・神戸市の横尾忠則現代美術館で展覧会「横尾忠則 原郷の森」が始まった。横尾の小説『原郷の森』をヴィジュアルに変換することで、横尾芸術の全貌をとらえようとする展覧会だ。

オオタファインアーツで開催中の嶋田美子の21年ぶりとなる新作個展「おまえが決めるな!」(〜6月10日)に寄せて、笠原美智子(アーティゾン美術館副館長)との対談が実現。展示の意義や見どころに加え、日本におけるフェミニズム・アートの潮流、現代における課題について交わされた対話の数々をお届けする。

2023年5月末から6月にかけて開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

6月1日付で弘前れんが倉庫美術館の副館長兼学芸統括に就任した木村絵理子。長年横浜美術館でキュレーターとして活躍した同氏が、新天地で目指すものとは?

南貴之がクリエイティブディレクターを務めるコンセプトショップ「Graphpaper」が、東京・参宮橋に3つの店舗を含む複合施設をオープンさせる。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEより、写真家の西野壮平と協働した「TYPE-VI Sohei Nishino project」が6月15日に発売される。西野の《Diorama Map Tokyo》(2014)と《Diorama Map Kyoto》をジャカード織機で織りあげ、「一枚の布」を制作。《Diorama Map Tokyo》は大きなポケットを施したステンカラーコートに、《Diorama Map Kyoto》は、5ポケット仕様のパンツとバケットハットになった。<br> <br> 旅をし、そこでスナップした写真を組み合わせて巨大な1枚の都市像をかたちにする西野の「Diorama Map」シリーズは、やはり旅から多くのものを吸収し、旅するプロセスとものづくりを重ねて考える宮前義之を大きく刺激した。Bunkamura ザ・ミュージアムで開催された「東京好奇心 2020 渋谷」で西野の作品と出会い、強い印象を持ったという宮前に、西野と協働するに至った経緯から話を聞いた。

若手アーティストの創作活動を支援するため、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は今年4月に貸し出しスタジオスペース「START Box ササハタハツ」をオープン。その様子を紹介する。

ボッテガ・ヴェネタが、サンパウロにあるリナ・ボ・バルディの代表作のひとつである「Casa de Vidro」(ガラスの家)でユニークなアートプログラムを展開している。

これまで2回開催されてきた京都のアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」が、10月28日から30日までの会期で3回目の開催を迎える。今年のテーマは「Visions of a Torn World:循環と共存」。

ジョナサン・アンダーソンがクリエイティブ・ディレクターを務めるロエベが、2023年秋冬プレコレクションキャンペーンを発表。ユルゲン・テラーが撮影したキャンペーンに、様々な著名人が登場した。

京都市が昨年初めて開催した、京都市京セラ美術館 新進作家支援・育成事業等のためのチャリティ・オークション。その2回目が、5月29日に京都市京セラ美術館を会場に行われた。

「渋谷TOEI」跡地に6月16日にオープンする「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」では、回顧上映「マギー・チャンレトロスペクティブ」とともに、こけら落としとして特集「ミュージカルが好きだから」が実施される。

SBIアートオークションは5月26日と27日に代官山ヒルサイドフォーラムにて「Modern And Contemporary Art」セールを開催した。2日間にわたるセールの主要な落札結果をまとめてレポートする。

エルメス財団が自然素材をめぐる職人技術や手わざの再考、継承、拡張を試みる書籍『Savoir & Faire 土』(岩波書店)を出版。これを記念して関連する7人のアーティストによるグループ展「エマイユと身体」が銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。

渋谷駅東口エリアに新たに整備される地上23階建ての複合施設「渋谷アクシュ」。その工事現場の仮囲いに、新たに4名のアーティストによる作品が掲出された。

昨年本格的にローンチされた「アートウィーク東京(AWT)」が、今年の参加者ラインナップやプログラムを発表した。都内の11の施設と39のギャラリーが参加を予定している。会期は11月2日〜5日。

オーストラリアのメルボルンを活動の拠点とし、同地の風土と自然を力強く表現するアーティスト、ディーン・ボーエンの企画展示「ディーン・ボーエン展 オーストラリアの大地と空とそこに生きる私たち」が群馬県高崎市の群馬県立近代美術館で開催される。

資生堂ギャラリーが主催する公募プログラム「shiseido art egg」が今年で17回目の開催を迎える。2006年から始まり、これまで5000件以上の応募のなかから48名(組)のアーティストが参加してきた同賞。数多くあるアワードのなかで、いま、shiseido art eggに応募すべき理由とは?

国立デザインミュージアムの設立について各所で言及される昨今。実際、日本にデザインミュージアムは必要なのだろうか。その場合、どのような価値創造や懸念点が生じるのだろうか。これらについて考え、意見を交わすカンファレンスが3月17日に東京・六本木の国立新美術館で実施された(本稿は3月18日掲載記事の再編集版です)。