
ミュシャの絵画に包まれる。 《スラヴ叙事詩》全20点がチェコ国外で世界初公開
アール・ヌーヴォーを代表するチェコの芸術家、アルフォンス・ミュシャの超大作《スラヴ叙事詩》全20点が揃う「ミュシャ展」が、国立新美術館で3月8より開催。同作全20点の同時公開は、チェコ国外では世界初となる。

アール・ヌーヴォーを代表するチェコの芸術家、アルフォンス・ミュシャの超大作《スラヴ叙事詩》全20点が揃う「ミュシャ展」が、国立新美術館で3月8より開催。同作全20点の同時公開は、チェコ国外では世界初となる。

東京・天王洲のT-Art Galleryと虎ノ門の台湾文化センターで3月16日より、「マイ・コレクション展―感性の寄港地―」展が開催される。寺田倉庫に作品を保管している日本と台湾のコレクターのコレクションを展示。

インテリアデザイナー・片山正通が、自身の多彩なコレクションを自ら展示構成する「片山正通的百科全書 Life is hard... Let’s go shopping.」が4月8日より、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。

メディアアーティスト・落合陽一による「イメージ」と「物質」をテーマにした展覧会が、ART & SCIENCE gallery lab AXIOM(東京・六本木)で開催されている。会期は3月4日〜4月11日。

日用品などの身近な素材を用いた作品で知られる髙柳恵里の個展「事実」が、タリオンギャラリー(東京・目白)にて3月12日から開催される。

絵本「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズの作者として知られ、グラフィックデザイナーとしても数多くの名作を生み出したディック・ブルーナ。彼の作品に共通する「シンプル」の正体に迫る展覧会が、4月19日より東京・松屋銀座で開かれる。

写真家・篠山紀信による、彫刻の森美術館(神奈川・箱根)の野外彫刻作品を撮り下ろした作品などで構成される展覧会「篠山紀信写真展 KISHIN meets ART」が、同館で開催中だ。会期延長が決定し、2017年6月25日までの開催。

ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンクトペテルブルク・エルミタージュ美術館、モスクワ・プーシキン美術館で約19万人を動員、約450年の歴史を持つ日本の伝統的な陶芸「樂焼」の名碗が揃う大規模な展覧会「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」が、京都と東京の国立近代美術館で開催。樂家初代長次郎や本阿弥光悦の作品など、重要文化財が一挙に公開される。

「創造的太田人(そうぞうてきおおたびと)」を基本理念に、太田で育まれてきたものづくりの英知を継承しながら、市民によるこれからのまちづくりの拠点となることを目指す太田市美術館・図書館が4月1日にグランドオープンを迎える。

彫刻やインスタレーション作品を数多く手がける渡辺英司の新作個展「瞬き」が、ケンジタキギャラリー(東京・初台)で3月18日より開催される。

3月18日より東京藝術大学大学美術館陳列館(上野)にて、「Seize the Uncertain Day─ふたしかなその日」展が開催される。同校でキュレーションを学ぶ学生たちが企画する展覧会。

埼玉県さいたま市浦和区で美術と街巡りを掛け合わせた新たな試み「美術と街巡り・浦和」が3月15日より開催される。浦和の16会場で繰り広げられる生活圏型イベント、その狙いとは?

『グッバイ、レーニン!』(2003年)で第53回ベルリン国際映画祭最優秀ヨーロッパ映画賞を受賞したヴォルフガング・ベッカーの新作『僕とカミンスキーの旅』が、4月29日よりYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される。

東京・広尾のカイカイキキギャラリーにて、村上隆キュレーションによる「陶芸・彫刻を考えるきっかけ:1<信楽に撒かれた種>」展が、4月4日より開催される。

絵画作品の制作を通じ、現実と虚構をめぐる表現や絵画の可能性を探究する、1986年生まれの多田圭佑。MAHO KUBOTA GALLERY(東京・渋谷)で3月10日から個展「forge」を開催する作家に、作品について聞いた。

2月24日、村上春樹の新刊長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)が発売された。長編作品としては、2010年に刊行された『1Q84 BOOK3』から実に7年ぶりとなった本作は、肖像画家の「私」を主人公に、美術が大きな要素として全編を貫いている。その『騎士団長殺し』をインディペンデント・キュレーター、長谷川新が独自の視点で読み解く。(本稿には物語の詳細に触れる箇所が含まれています)

自然風景をモチーフとした写真を制作するアメリカの写真家、テリ・ワイフェンバックの世界初となる美術館での大規模個展「The May Sun」が、IZU PHOTO MUSEUM(静岡・長泉町)にて4月9日より開催される。

「SCAI THE BATHHOUSE」(東京・谷中)でキュレーターを務める大坂紘一郎が2015年10月に設立した「ASAKUSA」(東京・西浅草)。ここでは、国内外の作家による社会に根ざした表現を紹介するとともに、キュレーター間の協働を推進してきた。ASAKUSAが日本のアートシーンにおいて目指す役割について、大坂に話を聞いた。

ボウイの50年にわたる創作活動を振り返る回顧展が、ついに日本上陸。実際に着用した衣装や直筆の歌詞、絵コンテ、レコード、映像など、300点以上が展示されている。

第18回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年3月号では、「もの派」について独自の観点から読み解いた、本阿弥清の『〈もの派〉の起源』を取り上げた。