
「アートフェア東京2017」開幕。今年の傾向、そして課題とは?
日本最大級のアートの見本市「アートフェア東京2017」が3月16日、東京国際フォーラムを会場に開幕した。国内外150軒(国内から135軒、海外から15軒、うち初出展は22軒)がブースを連ねる今回のフェア。その傾向と課題とは?

日本最大級のアートの見本市「アートフェア東京2017」が3月16日、東京国際フォーラムを会場に開幕した。国内外150軒(国内から135軒、海外から15軒、うち初出展は22軒)がブースを連ねる今回のフェア。その傾向と課題とは?

3月15日にニューヨークのクリスティーズで藤田美術館所蔵の中国美術品オークション(イブニングセール)が行われた。落札総額は2億6280万ドル(約301億円)に達し、予想を大幅に上回る結果。トップロットは陳容(ちんよう)の《六龍図》の約56億円となった。

アーティスト・大崎晴地が主宰する「《障害の家》プロジェクト」が、足立区・千住のコミュニティスペース「たこテラス」の建物を改装し、家自体を作品として体験するイベントを開催する。

2017年3月17日発売の『美術手帖』 2017年4月号は「池田学」特集! 編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。

東京・銀座のメゾンエルメス フォーラムでメキシコを拠点に活動するアーティスト、アブラハム・クルズヴィエイガスの個展「水の三部作 2」が4月21日より開催される。本展は世界3か所で開催される一連の展覧会の第2章。

4月1日にグランドオープンを迎える太田市美術館・図書館が開館記念展の詳細を明らかにした。「未来への狼火(のろし)」では現代美術の最前線で活躍するアーティストが太田で本館のための新作を発表するとともに、太田ゆかりのアーティストの作品も展示される。
「出逢い」をコンセプトに多彩なアーティストがコラボレーションする展覧会が、青森県立美術館で開催される。会期は4月28日〜7月2日。

時代を反映したエンターテインメントを発表し続けている作品シリーズ、「MARVEL」の日本初となる大型総合展が、六本木ヒルズで4月7日から開催される。

Rhizomatiks ResearchとMIKIKOのコラボレーションによるダンス・インスタレーションの公演が、東京ドームシティに新たにオープンするGallery AaMoにて開催される。

『美術手帖』4月号が3月17日に発売、日本のアーティスト「池田学」を大特集する。緻密なペン画による壮大な作品世界は、いかにして生みだされるのか?

東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaにて、展覧会形式のアートフェア「3331 Art Fair ─Various Collectors Prizes─」が開催される。会期は3月17日〜20日。

東京・神楽坂のMaki Fine Artsにて、渡辺豊による個展「soft construction」が開催される。会期は4月1日〜30日。

1960年代よりパリにギャラリーを構え、パリのコンテンポラリー・アート界をリードし続けたイヴォン・ランバート。彼が過去に企画した展覧会にあわせて制作、販売したアート・アイテムが3月16日より代官山蔦屋書店で開催されるフェア「Yvon Lambert à Tokyo(= Yvon Lambert in Tokyo)」で販売される。

3月23日から3日間にわたり開催されるアジア最大のアーフェア「アート・バーゼル香港」。今年で5年目を迎える同フェアには新たなセクション「キャビネット」が加わり、より幅広い作品が紹介される。

今やアジアを代表する「アート・ハブ」として注目を集めている香港。そんな香港でアートイベントが集中するのが3月の「香港アートマンス」だ。

“人体”をモチーフとしてユニークな彫刻作品を発表してきた中野浩二の個展が、XYZ collective(巣鴨)で3月12日より開催される。

パリを拠点に活動するグラフィックライター出身の画家、アントワン・オルフィーの日本初となる個展が成山画廊にて3月24日より開催される。

京都のイムラアートギャラリーにて、橋爪彩(はしづめ・さい)の個展「This isn't Happiness」が開催中だ。会期は4月8日まで。

「謎の天才美少年」として文壇に登場、一躍時代の寵児となったものの、のちにひとりの女性がつくり上げた架空の人物であったことが暴露された、アメリカの作家「J.T.リロイ」。この事件の真相を追ったドキュメンタリー映画『作家、本当の J.T.リロイ』が4月8日より、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて全国公開される。

佐賀県立美術館で3月20日まで開催中の池田学の大規模個展が、金沢21世紀美術館に巡回する。会期は4月8日〜7月9日。