
土地と向き合うアーティストの軌跡をめぐる。「ALTERNATIVE KYOTO─もうひとつの京都─想像力という〈資本〉」が開催中
京都府の各地域を舞台に開催される「ALTERNATIVE KYOTO─もうひとつの京都─想像力という〈資本〉」が9月24日に開幕。宮津・天橋立、京丹後、与謝野エリアの展示をピックアップして紹介する。

京都府の各地域を舞台に開催される「ALTERNATIVE KYOTO─もうひとつの京都─想像力という〈資本〉」が9月24日に開幕。宮津・天橋立、京丹後、与謝野エリアの展示をピックアップして紹介する。

KOSAKU KANECHIKAにて「Descending Painting」展が開催中の舘鼻則孝。大学の卒業制作で手がけた「ヒールレス・シューズ」がレディー・ガガの専属スタイリストの目に留まり、ステージやミュージックビデオで着用される靴のデザイナーとして注目された。それが今回、ペインティングも靴も同じスタンスで制作をしていることがインタビューから伝わってきた。

大英博物館が、新たなブロックチェーンプラットフォーム「LaCollection」と提携し、葛飾北斎「神奈川沖波裏」「凱風快晴」などのデジタル画像を含む200点以上のNFTをオンラインで販売することがわかった。

9月26日に閉幕した「アート・バーゼル」。ギャラリーによって公開された情報のうち、もっとも高額で販売された作品のトップ10をお届けする。

元教え子の女性からセクシャルハラスメントで提訴され、現在係争中の林道郎氏が美術評論家連盟会長を辞任し、退会した。

2年ぶりにリアルで開催された世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」が、9月26日に閉幕した。6日間の会期中に約6万人が来場し、好調な販売が伝えられた。

東京都美術館の新館長に三菱一号館美術館の前館長である高橋明也が就任。就任日は10月1日。

日本現代版画商協同組合(日版商)の元会員である画商が、平山郁夫らの偽版画を制作・流通させていた問題で、警視庁は24日、元画商の男と工房を営む版画作家を著作権法違反の疑いで逮捕した。

3年に一度、トリエンナーレ形式で開催している全国公募の展覧会「山本鼎版画大賞展」。その8回目となる「第8回山本鼎版画大賞展」が10月9日より開催される。

2017年、約510億円という美術史上最高額で落札されアート界を震撼させた《サルバトール・ムンディ》。レオナルド・ダ・ヴィンチ作とされる本作は、落札後いまだに一般公開されていない。この作品の顛末を追うドキュンタリー映画が、11月26日に公開される『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』だ。

この夏、7月と8月に都内2ヶ所の空に巨大な顔を浮かべるプロジェクト《まさゆめ》を実現し、SCAI THE BATHHOUSEでは「ただの世界」と題する個展を開催した現代アートチーム「目[mé]」。そのアトリエを脳科学者の中野信子が訪問。メンバーの荒神明香と南川憲二と語り合った。

第50回
2021年8月号の特集「女性たちの美術史」にあわせて、今回の特集でも登場している長島有里枝のインタビューを紹介。写真を通じて女性が家庭や社会において求められる役割への違和感を表現する作家に、話を聞いた。

ポーラ ミュージアム アネックスとギャラリー椿で個展を同時開催中の中村萌。子供の頃のひとり遊びで思い描いたイマジナリーフレンドのような、妖精のような姿を立体と絵画で表現する彼女に話を聞いた。

ともに多摩美術大学の彫刻学科を卒業した村田峰紀と盛圭太。原初的な「かく」ことに迫る村田と線の起源を「糸」にみる盛、その2人がいま交差することで生まれる表現とはなにか。東京・青山のvoid+で開かれた二人展「庭へ」をインディペンデント・キュレーターの深川雅文がレビューする。

日本を代表する現代アートコレクターのひとり、大林剛郎のコレクションを紹介する展覧会が、東京・天王洲の「WHAT MUSEUM」で開幕した。「安藤忠雄 描く」「都市と私のあいだ」「Self-History」という3つのテーマに沿った展示を通して、大林コレクションの変遷に迫る。

日本空港ビルデング株式会社とそのグループ会社である株式会社羽田未来総合研究所は、保税蔵置場を活用した日本初となるアートオークションを羽田空港で10月1日に開催する。

第45回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第45回は、障害者団体で働きながら絵を描き続ける奥村ユズルさんを紹介する。

7月に東京・天王洲のTERRADA ART COMPLEXⅡにオープンした「MU GALLERY」。その第3弾となる展覧会、ayaka nakamuraと近藤大祐の2人展「LIFE」が開催される。会期は10月2日~22日。

今週開幕、もしくは9月26日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

長年墨づくりの伝統と誇りを持つ文具メーカー・呉竹が、アート・チャレンジイベント「Inktober(インクトーバー)」とパートナーシップを結び、特別商品を発表した。