
イヴ・ネッツハマーの個展が宇都宮美術館で開催。スイスを代表する映像インスタレーション作家の日本初個展
スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970〜)の日本初個展「ささめく葉は空気の言問い」が栃木・宇都宮の宇都宮美術館で開催。会期は3月10日〜5月12日。

スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970〜)の日本初個展「ささめく葉は空気の言問い」が栃木・宇都宮の宇都宮美術館で開催。会期は3月10日〜5月12日。

ロエベ財団が2016年より行っている「ロエベ財団 クラフトプライズ」。その第7回のファイナリスト30名が発表された。日本からは国別最多となる6名のファイナリストが選出されている。

2023年12月、アーティスツ・ユニオン主催で開催された「美術をめぐる脱中心の実践・報告・2023」。そこに参加した各団体の実践を、ファシリテーターで文化研究者の山本浩貴から示された「脱中心」の理論的枠組みと併せて振り返る。

第72回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第72回は、お茶農家を営みながら独学で作品制作を続ける望月章司さんに迫る。

国際的に高く評価されているアーティスト、シアスター・ゲイツ。今年4月から森美術館で開催されるその日本初の大規模個展「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」の詳細が発表された。

国立新美術館で開催中の「マティス 自由なフォルム」。そのオフィシャルショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

青森県内にある美術館・アートセンター(青森県立美術館、青森公立大学 国際芸術センター青森、弘前れんが倉庫美術館、八戸市美術館、十和田市現代美術館)を中心に、初開催される「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」。その5館共通企画が決定した。

ライカカメラジャパンが「ライカ表参道店」を4月12日にオープン。写真作品を展示する国内3拠点目の「ライカギャラリー表参道」も設置する。

現代美術家・渡辺志桜里の個展「BLUE」が東京・渋谷にある展示スペースSACSで開催。特定外来魚・ブルーギルをモチーフに人間の多様性の成立過程について考察する作品《BLUE》が展示される。会期は2月23日~3月10日。

20世紀最大の巨匠のひとりアンリ・マティス。その切り紙絵に焦点を当てる「マティス 自由なフォルム」展が、国立新美術館でスタートした。会期は5月27日まで。

屏東の台湾原住民族文化園区 で、台湾原住民が属するオーストロネシア語系を枠組みとする国際展「台湾国際オーストロネシアン・アート・トリエンナーレ」がスタートした。第1回のテーマは、古代オーストロネシア語で「根っこ」を意味する「RamiS(ラミース)」。本展の画期性を台湾在住の栖来ひかりが読み解く。

スターダンサーズ・バレエ団が、世界的に知られる振付家デヴィッド・ビントレーによる3つのバレエを一挙上演する「ALL BINTLEY(オール・ビントレー)」を3月16日・17日の2日間にわたって開催する。

中国を拠点にアニメーション制作を中心に活動するシー・チェンの日本初個展「Mythos in Ink: A Symphony of Creatures and Contradictions」(「インクに潜む神話 :クリーチャーと矛盾のシンフォニー」)がCALM & PUNK GALLERYで開催中。会期は2月25日まで。

ミュージアムでの体験が、人の幸せにどのように関わっているのか、ミュージアム建築を数多く手がけるフィンランドの建築設計事務所JKMM Architects(以下、JKMM)の活動を通してそのヒントを探りたい。

第8回
世界中に20以上の展示スペースとアートセンターを運営し、アート業界において絶大な影響力を持っているハウザー&ワース。ラーニングや出版、持続可能性といった領域での実践は同ギャラリーにとってどのような意味をもつのだろうか? 共同設立者であるアイワン・ワースとマニュエラ・ワース、そしてパートナーで社長のマーク・パイヨに話を聞いた。

第17回
彫刻家として活動しながら、彫刻研究者、評論家、出版社代表と多彩な顔を持つ小田原のどか。2023年秋、つなぎ美術館(熊本)での個展で住民参画型の「彫刻選挙」を企画した作家に、これまでの活動に通底する「彫刻」というテーマや、現在の関心と意識について話を聞いた。

愛知県芸術劇場とDance Base Yokohamaは、高崎芸術劇場、神奈川県民ホールと連携し、6〜7月に群馬、神奈川、愛知の3劇場を巡る「NDT (ネザーランド・ダンス・シアター) プレミアム・ジャパン・ツアー2024」を開催する。

食に関する活動家団体「Riposte Alimentaire」が、フランス・リヨン美術館で展示中のクロード・モネ《春》にスープを投げつける攻撃を行った。

第16回
国内外各地に中長期にわたり滞在し、社会問題や自然災害について主に映像インスタレーション作品として発表してきたキュンチョメ。フィリピンやハワイの海で制作された新作で構成した、公立美術館での初個展に際して、近年の心境の変化や制作の背景、そして2人が目指す「幸福」について話を聞いた。

映像作品を美術館やギャラリーで鑑賞する意義や可能性はどこにあるのだろうか。美学・表象文化論の研究者である星野太の論考をお届けする。