
糸や布の奥深い世界を見つめる。 広島市現代美術館で「交わるいと」が開催
糸や布、繊維を素材に制作を続ける15人と1組のアーティストによる展覧会が広島市現代美術館で開催される。会期は2017年12月22日〜2018年3月4日。

糸や布、繊維を素材に制作を続ける15人と1組のアーティストによる展覧会が広島市現代美術館で開催される。会期は2017年12月22日〜2018年3月4日。

写真に特化したSNS「Instagram」が2017年にもっともシェアされた美術館ランキング「Most-Instagrammed museums of 2017」を発表した。

檀一雄による同名短編小説を原作に、大林宣彦監督が映画化した『花筐/HANAGATAMI』が12月16日より公開。『この空の花─長岡花火物語』(2012)、『野のなななのか』(2014)に次ぐ戦争3部作の3作目となる本作を、ドラマ評論家の成馬零一が語る。

日本を代表する詩人・谷川俊太郎の創作活動とその暮らしを紹介する展覧会が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は2018年1月13日〜3月25日。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年12月号では、芸術と政治や経済の関係を考える評論や対談集など、4冊を取り上げた。

民家を素材としたアートプロジェクト「渋家(シブハウス)」の齋藤恵汰のキュレーションによる企画展「自営と共在」が沖縄のBARRAK 大道で開催される。会期は12月3日〜17日。

画家や詩人など様々なジャンルの作家が、「青い眼のオオカミ」をキーとして「不在」をテーマにした作品を展示する「オオカミの眼」展が、東京・神宮前のBlock Houseで開催される。会期は12月13日〜27日。

「VOCA展2017」佳作賞を受賞した村上華子の個展が第一生命ギャラリーで開催される。会期は2017年12月11日〜2018年1月19日。

第27回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年12月号の「今月の1冊」は、ブリュノ・ラトゥールの著書『近代の〈物神事実〉崇拝について─ならびに「聖像衝突」』を取り上げた。

第9回
福岡アジア美術館のアジアギャラリーで、1895年台湾生まれの画家・陳澄波(チェン・チェンボー)による作品《東台湾臨海道路》が、修復後初公開された。本展は有料でありながら、会場の外からも鑑賞可能という特殊な展示方法がとられた。

江戸時代から現在までの広告を展示する日本唯一の広告を専門とするミュージアム「アドミュージアム東京」が、開館15周年を機に全面リニューアルを行い、12月1日に再オープンした。

80歳を過ぎてから広く世間に知られるようになった遅咲きの画家・熊谷守一。その没後40年を記念した大回顧展が東京国立近代美術館で12月1日に開幕した。

第20回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第20回は、宗教への傾倒を経て「植物」をテーマに絵画を描く太久磨を紹介する。

写真家・荒木経惟の個展「荒木経惟 私、写真。」が香川県の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催。「生と死」をテーマにした過去の作品や、本展のための4つの新作シリーズが展示される。会期は12月17日〜2018年3月25日。

世界有数のコンテンポラリー・アートとカルチャーの専門誌『frieze(フリーズ)』のエディトリアル・ディレクターを務めるジェニファー・ヒッギーが、東京藝術大学で特別講義を開催する。

青森の城下町・弘前に2020年度を目指し、現代美術館「弘前市芸術文化施設(仮)」の建設が進められることが発表された。既存の赤レンガ倉庫を再利用する。

現在ベルリンを拠点に活動している作家・田幡浩一の個展「マルメロと表裏」がYutaka Kikutake Galleryで開催される。会期は12月2日〜2018年1月27日。

世界のトップクリエイターのインタビュー記事を多数掲載しているメディアサイト「The Creative Independent」が、日本版スペシャルブックレットを刊行。ビョーク、坂本龍一、マシュー・バーニーなどのインタビューの日本語訳が収録される。

ともにデジタルグラフィックを表現手段とする金田遼平とたかくらかずきが、二人展「BOX/RING」を開催中。それぞれIllustratorとPhotoshopのみを使用し、制限時間など独自のルールのもとで制作した作品を展示する。会期は12月6日まで。

ペギー&デイヴィッド・ロックフェラー夫妻の美術品コレクションから、選りすぐられた名品の数々がクリスティーズで競売にかけられることがわかった。オークションで発生する売却益はすべて慈善団体に寄付される。