2002年に世界でも初めての広告専門のミュージアムとして開館したアドミュージアム東京。今年で開館15周年を迎えるのを機に全面リニューアルを行い、12月1日に再オープンした。
約30万点もの収蔵資料を誇る本ミュージアム。常設展示では、現代のタレント広告やSNSの原点とも言える江戸時代の広告から、様々なメディアによって多様化する現代の広告まで、人と広告のかかわりの歴史を紹介する。
常設展示室には、「きもち」ごとにキュレーションされた広告映像を視聴できるブース「4つのきもち」や、タッチ式のデジタルテーブルで自由に広告作品を見ることのできる「デジタルコレクションテーブル」など、ユニークなコーナーも。また、ライブラリーには、広告・マーケティングに関する2万8000点の図書資料を収蔵し、誰でも自由に閲覧することができる。
また、企画展示スペースでは、来年2月24日まで「『思いつく』を考える展」を開催中。話題のヒット作や便利な日用品など、優れたアイデアの裏側にある「思いつく」の過程を、9つのキーワードを通して紹介する。